51:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga sage]
2014/03/30(日) 23:56:58.40 ID:F/+i4S6Q0
「千早ちゃんの方はどうだった?」
「私はいつも通り、ダンスレッスンだったわ」
52:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga sage]
2014/03/30(日) 23:59:23.10 ID:F/+i4S6Q0
「ごめんなさい。春香に文句を言っても仕方がなかったわね」
言ってしまったことを小さく後悔しながらも、自分の素直な気持ちだと再認識する。
53:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga sage]
2014/03/31(月) 00:00:59.16 ID:TlJ/t+Bb0
「明日お休みだったよね?」
「そうだけど……どうしたの急に?」
54:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga sage]
2014/03/31(月) 00:02:20.11 ID:TlJ/t+Bb0
「もう、強引なんだから」
「じゃあ今から出発するから……十二時くらいになるかな。着いたら携帯に連絡するね」
55:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga sage]
2014/03/31(月) 00:04:17.95 ID:TlJ/t+Bb0
「春香、本気なの?」
「うん。今日は千早ちゃんのお家に泊まるね」
56:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga sage]
2014/03/31(月) 00:05:37.83 ID:TlJ/t+Bb0
春香は一体何を考えてるんだろう。
別に私の家に泊まらなくたって、明日は早めに待ち合わせをすればいいだけなのに。
57:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga sage]
2014/03/31(月) 00:10:05.27 ID:TlJ/t+Bb0
時刻が深夜になればどんな季節でも寒さを感じる。
普段着の上から一枚多めに羽織り、私は家を後にする。
58:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga sage]
2014/03/31(月) 00:11:29.38 ID:TlJ/t+Bb0
「千早ちゃーん!」
そんな春香の声が足音だけの駅に響く。
59:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/03/31(月) 00:14:31.85 ID:KIUlEwwyo
地の文が読みやすくていい
60:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga sage]
2014/03/31(月) 00:14:35.83 ID:TlJ/t+Bb0
「千早、ごめんな。俺も絶対に迷惑だって言ったんだが、どうしても聞かなくてな」
プロデューサーが頭を掻きながらそう言う。
61:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga sage]
2014/03/31(月) 00:17:06.57 ID:TlJ/t+Bb0
肝心の春香は肩を落としたままだ。
「春香……」
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