274:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/06/30(月) 09:48:36.08 ID:aFMIt3ru0
「[ピーーー]、政府全員、殺してやる……!」
美希が拳を握り締め、強い決意をしたときーー。
「美希?」
275:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/06/30(月) 09:49:04.70 ID:aFMIt3ru0
31
光井春奈(女子15番)は特に目的もなく、エリア中央にある公園の中にあるベンチに座っていた。
「はぁ……これからどうしよ」
276:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/06/30(月) 09:50:02.02 ID:aFMIt3ru0
30
六木成美(女子16番)と本島誠太(男子15番)は保健室から移動し、2号館3階の教室へ隠れていた。
桃園歩美(女子17番)が死んでから成美はずっと泣き続けていたが、今は泣き止んで眠っている。
しかし、目が覚めれば、きっと、また泣き喚くだろう。
277:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/06/30(月) 09:50:43.53 ID:aFMIt3ru0
「だ、だって、その……なんか漏れそう、なんだもん……嫌でしょ? 漏らすとこ……見るのは」
「んっ……」
「……ちょ、何悩んでんのよ!」
ボカッと成美の鉄拳制裁を受けた。
278:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/06/30(月) 09:51:42.52 ID:aFMIt3ru0
29
二回目の放送を聞き、禁止エリアを書き込んだ渡辺弘(男子20番)はちらりと隣に座っている若村朋美(女子20番)を顔を見た。
朋美はもう泣いていなかったが、ずっと暗い表情のままだった。
まあ、無理もないよな……。
279:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/06/30(月) 09:52:24.06 ID:aFMIt3ru0
そう言って美蘭はボウガンの矢を放った。
矢は弘の眉間を見事に捉えた。
「あっ……」
280:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/06/30(月) 09:53:04.85 ID:aFMIt3ru0
28
「きゃあ!」
青島帝(男子1番)と小倉由美(女子6番)の遺体を見つけた明石美雨(女子1番)は尻餅をついた。
281:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/06/30(月) 09:53:41.58 ID:aFMIt3ru0
27
「待てぇええぇええ!!!」
背後からまだ怒鳴り声が聞こえる。
青島帝(男子1番)はどうすれば小倉由美(女子6番)から逃げ切れるか必死に考えた。
282:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/06/30(月) 09:54:33.29 ID:aFMIt3ru0
歪んだ笑顔で由美は斧を振り上げる。
ーーー俺は、ここで終わり、なのか?
……せめて、あの人に会いたかったな……
明石さん……
283:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/06/30(月) 09:54:59.76 ID:aFMIt3ru0
どんどん首を締める力が強くなる。
抵抗しようとするが、全く腕が動かない。
誰……?
誰なの?
284:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/06/30(月) 09:55:38.75 ID:aFMIt3ru0
26
朝倉和音(女子2番)は中華レストランに辿り着き、中にある厨房で食料を探していた。
しかし、あるのは材料だけしかなく(調理しようと考えたが、ガスも電気も水も止められていることに気づき、諦めた。)、無駄に終わった。
「ったく……レストランなんだから美味しいもの残してけばいいのに……」
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