207: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2014/04/23(水) 12:12:12.63 ID:VukTWdSA0
ムム「さぁ! 正田公正! 『悪即斬』! きみの願いをかなえてあげよう!」
詰襟「俺の、願い」
208: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2014/04/23(水) 12:14:22.72 ID:VukTWdSA0
投下は以上になります。
次回の投下でおしまいになる予定です。お待ちください。
今晩にwikiにビジュアル更新や記載の更新を行う予定です。
209: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2014/04/29(火) 17:00:36.32 ID:5HLYTs2y0
―――――――――――――――――――――――――――――――
ムム「うくく」
ムム「うはは」
210: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2014/04/29(火) 17:01:02.24 ID:5HLYTs2y0
詰襟「てめぇ、騙しやがったな!」
跳ね起きる。
わお、そんな元気がどこにあるのさ。
211: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2014/04/29(火) 17:01:40.62 ID:5HLYTs2y0
詰襟「くそったれ、この、てめぇは許さん、殺す、ぶっ殺す!」
握り締めた木刀がかたかた震えるほどの力を込めた詰襟は、気概だけは超一流だ。しかし惜しむらくは体がそれについてこないということ。
両足が取れてちゃなにもできるはずがないよ。
212: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2014/04/29(火) 17:05:13.81 ID:5HLYTs2y0
「有言実行、しましょうか」
213: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2014/04/29(火) 17:07:27.65 ID:5HLYTs2y0
有り得ない声が聞こえた。
214: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2014/04/29(火) 17:07:58.05 ID:5HLYTs2y0
いやいや、それはおかしいだろう。
だってお前はとっくに死んだ。ボクを欺くなんてことはできるはずがない。
お前は確かにあのとき死んだのだ。
215: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2014/04/29(火) 17:10:36.05 ID:5HLYTs2y0
『安心していいよ。きちんと約束は果たす。優勝者には、能力の授与と、願いをかなえる権利がちゃんと与えられる』
『有言実行してくださいね』
『大丈夫だって。しつこいな』
216: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2014/04/29(火) 17:11:18.61 ID:5HLYTs2y0
少女「さ、先輩。願いを叶えちゃってください」
少女「有言実行――発言したことには責任を以て実行していただかないと」
217: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2014/04/29(火) 17:13:26.54 ID:5HLYTs2y0
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目が覚めた途端カーテン越しの陽光に目を細めました。開くまでもありません。今日は快晴。いい気分。布団でも干したくなります。
折角の休日に天気がいいと気分も晴れやかです。これも日ごろの行いがいいからなのでしょう。有言実行。嘘をつかない私の善行を、神様も見ていてくださるはずです。
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