過去ログ - やはり雪ノ下雪乃にはかなわない第二部(やはり俺の青春ラブコメはまちがっている )
1- 20
912:名無しNIPPER[sage]
2015/06/11(木) 18:23:10.27 ID:96GnxFXAO


たしかに木曜日だと感じる……


913:黒猫 ◆7XSzFA40w.[saga]
2015/06/18(木) 17:26:35.66 ID:vyxJT6kE0

第54章


 強い日差しから逃げるように木陰で文庫本を広げて待ち人を待つ。
以下略



914:黒猫 ◆7XSzFA40w.[saga]
2015/06/18(木) 17:27:22.34 ID:vyxJT6kE0
陽乃「それは間接的に私の事を疑ってるって事じゃない」

八幡「そうはいってないじゃないですか」

陽乃「だったら私を裸にひんむいて、どこにも嘘がないって調べればいいじゃない」
以下略



915:黒猫 ◆7XSzFA40w.[saga]
2015/06/18(木) 17:28:02.09 ID:vyxJT6kE0

つまりは、おそらく陽乃さんの胸に抱きしめられているわけで、少しばかり頭をあげたその

位置は、ちょうど陽乃さんの胸で抱きかかえるのには適度な高さまで上がっていた。

以下略



916:黒猫 ◆7XSzFA40w.[saga]
2015/06/18(木) 17:28:42.33 ID:vyxJT6kE0

陽乃「別にいいわ。でも、お詫びしてくれてるお礼としてまた抱きしめてあげるね」

八幡「えっ?」

以下略



917:黒猫 ◆7XSzFA40w.[saga]
2015/06/18(木) 17:29:13.22 ID:vyxJT6kE0

陽乃「そんなに身構えなくてもいいのに。比企谷君と一緒に写っている2ショットの写真が

  欲しいだけなのに。それさえも警戒するなんて、お姉ちゃんすっごくショックかも」

以下略



918:黒猫 ◆7XSzFA40w.[saga]
2015/06/18(木) 17:30:12.85 ID:vyxJT6kE0

 ってことあるかいっ。もちろん演技でない部分もあるってわかっているが、それでも

この写真をこのままにしておくのはまずい。絶対まずいって本能が警鐘を鳴らしている。

以下略



919:黒猫 ◆7XSzFA40w.[saga]
2015/06/18(木) 17:30:47.26 ID:vyxJT6kE0

八幡「そりゃあなりますよ。どうして罠だって気が付けなかったんだって鋭くえぐってくるで

  しょうね。でも、雪乃も俺も嘘をつく方がよっぽど辛い。だから正直に話すんです」

以下略



920:黒猫 ◆7XSzFA40w.[saga]
2015/06/18(木) 17:31:35.63 ID:vyxJT6kE0

陽乃「だから、この写真。絶対に消さないって言ってるのよ」


 世の中って小説のように都合よく話が進まないんだな。わかってたよ。わかってたさ。
以下略



921:黒猫 ◆7XSzFA40w.[saga]
2015/06/18(木) 17:32:08.06 ID:vyxJT6kE0


 二度ある事は三度ある。けれど、二度失敗したからってそこで三度目を諦めてしまっては

三度目での成功を一生目にする事は出来ない。
以下略



1002Res/1496.81 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice