過去ログ - 僧侶「我が国には、皆の希望である王子がいました」
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26: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2014/07/11(金) 20:42:08.92 ID:ckYC4wh40
王子『僕が君を犠牲にするわけないだろう!半端な信頼を寄せるな!』


魔法戦士(王子…お前には徒労をかけたくなかった)

以下略



27: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2014/07/11(金) 20:43:15.33 ID:ckYC4wh40




〜国〜
以下略



28: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2014/07/11(金) 20:43:58.08 ID:ckYC4wh40
〜魔王城〜

王子「…?」

>魔王城に乗り込んで1時間。城内は異様な雰囲気であった。
以下略



29: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2014/07/11(金) 20:44:37.24 ID:ckYC4wh40
魔王「魔物達の間で反乱があり、父――先代魔王は殺された。そして俺は人間の世界に追放された」

僧侶「魔法戦士さんのお父さんが、先代魔王…!?」

魔王「俺は父の仇を討つ為、裏切り者の側近達を殺しに回っていた。人間の世界に追放されて本来の力が出せなかったが――6人目の側近との戦いで、転機が訪れた」
以下略



30: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2014/07/11(金) 20:45:03.64 ID:ckYC4wh40
王子「初めから僕たちを騙していたのか!?」

カキーンカキーン

魔王「あぁそうだ、復讐にお前の力を利用する為にな!」
以下略



31: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2014/07/11(金) 20:45:33.22 ID:ckYC4wh40
王子「魔法戦士、以前の記憶があるんだろ!?ならあの頃の君を取り戻せるはずだよ!!」

魔王「そのつもりにはなれん!」シュッ

王子「以前の君に戻れば、もう戦わなくて済むのに!」サッ
以下略



32: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2014/07/11(金) 20:46:06.22 ID:ckYC4wh40
騎士「王子!討って下さい、魔王を!」

王子「騎士…!」

騎士「魔法戦士は魔法戦士だった頃、貴方を盟友として認めていました!魔法戦士が魔法戦士でなくなり、貴方を殺すなんて、誰よりもあいつ自身が嫌がる!」
以下略



33: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2014/07/11(金) 20:46:34.32 ID:ckYC4wh40
>長く続いた勝負が決したのは一瞬のことだった。
>その剣は、深く胸を貫いていた――

王子「魔王…」

以下略



34: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2014/07/11(金) 20:47:01.65 ID:ckYC4wh40
>魔王城から戻った王子を、国の者達は手厚く出迎えた
>もう魔物に怯える必要が無くなった人達は、各地で宴を開いた

>王子は国の、いや全世界の英雄となったのである

以下略



35: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2014/07/11(金) 20:47:30.94 ID:ckYC4wh40
王「相変わらず他国の王子より求婚の手紙がいくつか来ているが、全て断っておいていいのか?」

姫「はい。まだそんな気にはなれませんので」

王「そうか」
以下略



36: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2014/07/11(金) 20:48:07.18 ID:ckYC4wh40
王「その男について何か他にわかっていることは?」

兵士「それが…本人自体も記憶喪失らしく、それで人との関わりを避けて旅をしているようで…」

姫「…それは、調べませんとね」
以下略



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