過去ログ - 結城晴「待ってろよ」
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18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/12(土) 00:51:35.39 ID:w/26O5Id0

晴って、こんな綺麗だったのか。見つめているうちにアルコールに毒された俺はそんな事を考えていた。
目は吊りあがってるという訳でも無く、垂れているという訳でも無い。なのに何だか優しげで、目の端が柔らくて女性っぽくて。
髪も綺麗で、笑う時はやっぱり可愛くて。いじってやると恥ずかしさに顔を赤らめて、それもとても女の子らしくて可愛くて。

以下略



19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/12(土) 00:52:10.40 ID:w/26O5Id0


「こ、こっちばっか見んなよ……き、気味悪いだろ……って、なぁ、もう平気なのか?」


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20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/12(土) 00:52:36.99 ID:w/26O5Id0


「よぉ、返事しろってー。きーてんのかよー」


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21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/12(土) 00:53:22.51 ID:w/26O5Id0


駄目だなこれは。好きなんだ。


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22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/12(土) 00:54:07.43 ID:w/26O5Id0

晴の匂いがもっと強く感じられる。その匂いを吸う度に喉の奥が焼けるように切なくなる。泣きたくなる。
炊きつけられたように一つの感情が増えていく。それは爆ぜて、もう抑えが利かない。

ようやく理性を取り戻した時、俺は晴に覆いかぶさって無理やりキスをして、晴を泣かせていた。
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23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/07/12(土) 01:12:14.50 ID:w/26O5Id0

そう、思っていた。
あの日からまた時は一週間過ぎ、次の休日になった。
晴は仕事中でも碌に口を聞いてくれなかった。仕事に関する事を言っても気の抜けた生返事を返すばかりで、集中力が無くなっていた。
このままでは仕事に支障を来たしてしまう。どうすれば晴と和解出来るだろうか。そんな事を布団の中で考えて悶々と午前中を過ごした。
以下略



24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/12(土) 01:18:15.84 ID:w/26O5Id0


「……入れろよ」


以下略



25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/12(土) 01:22:34.24 ID:w/26O5Id0


「おい、晴」


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26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/12(土) 01:24:19.28 ID:w/26O5Id0


「……怖かった」


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27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/07/12(土) 01:28:38.73 ID:w/26O5Id0

晴はそれきり喋らず、顔全部をクッションに埋めて黙ってしまった。
また痛いほどの静寂が部屋に沈殿していく。


以下略



28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/07/12(土) 01:41:22.46 ID:w/26O5Id0


「何で……何でって……」


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