過去ログ - エリカ「あなたが勝つって、信じていますから」
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(SSL)
2014/07/13(日) 23:09:55.43 ID:ABky3MGk0
誤字脱字は後日まとめて訂正します。
>>23
に会話抜けがあったため訂正
タケシが庶務を終えた時にはもう日が落ちていた。街灯に沿った道のりに人通りは少ない。
以下略
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2014/07/14(月) 21:23:55.72 ID:IwkOwqpW0
心地良い朝だった。天気は快晴。湿度も程よく、ポケモンたちのコンディションが万全であることは一目見て分かった。
「おはよう皆」
ニビジムにタケシ他、ジム所属のトレーナー達が勢揃いしている。皆一様に、複雑な顔をしていた。
以下略
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2014/07/14(月) 21:38:17.43 ID:IwkOwqpW0
タケシは自分の出番が来るまで、自室で精神を集中させていた。
手持ちは相手のジムバッジの個数に合わせ、イシツブテとイワークの二体。イワークは耐久力を活かしたカウンター技、がまんを備えている。
正攻法で来る初心者相手に、相手を見る戦術性を教える極めて簡潔なデモンストレーションとも言える。
以下略
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2014/07/14(月) 21:56:42.98 ID:IwkOwqpW0
「なっ……俺がやめることは、ジムの皆に口止めしていたはず……いや」
(……あのおせっかい娘め)
「すいませ〜んタケシさん……負けちゃいました〜……」
以下略
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2014/07/14(月) 22:30:59.82 ID:IwkOwqpW0
ポケモンの挙動ひとつひとつにジムが揺れる。
「コラッタ! 体当たりだ!」
「イシツブテ! 体当たりだ!」
以下略
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2014/07/14(月) 22:32:26.60 ID:IwkOwqpW0
「さあ、レッド。まだまだこれからだぞ!」
「くっ! いけ! ポッポ! かぜおこし!」
イシツブテも連戦では長くもたなかったが、ポッポにある程度の打撃を与えることには成功していた。
以下略
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2014/07/14(月) 22:34:07.47 ID:IwkOwqpW0
「草ポケモンか。だがその小さな体で、イワークの硬い体を打ち砕けるか?」
「超えれない壁などないと、俺は教わりました。俺とフシギダネの力を合わせれば、また一つ、見えなかった強さを身につけることがでる!」
「なら見せてみろ! イワーク! たいあたり!」
以下略
38
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2014/07/14(月) 22:35:38.00 ID:IwkOwqpW0
砂埃が晴れた時、立っていたのは巨影だった。フシギダネは倒れ伏している。
『……フシギダネ戦闘不能! ……え?』
イワークの巨体が傾き、ずしんと大きな音を立てて倒れた。その巨体からは地面を伝って、フシギダネへ養分を送るやどりぎが伸びていた。
以下略
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2014/07/14(月) 22:36:31.36 ID:IwkOwqpW0
少年はまた駆け出していく。
しかし去ろうとするタケシに対し、歓声と拍手がなりやまない。
それを見て、ハナダのおてんば娘は微笑んでジムを後にした。
以下略
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2014/07/14(月) 22:37:25.95 ID:IwkOwqpW0
今日はここまで。読んでくれた方ありがとうございます。
明日からハナダ編です。
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[sage]
2014/07/14(月) 23:40:13.18 ID:dpiqpRtG0
熱いな
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