過去ログ - 先輩「そこから見えるのは、どんな景色ですか?」
1- 20
32: ◆1t9LRTPWKRYF[saga]
2014/07/16(水) 00:44:12.03 ID:8oJAdiKmo
つづく


33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/07/16(水) 01:44:49.84 ID:Feo+SO6Bo
期待


34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/07/16(水) 08:04:56.04 ID:RBox3sFSo
屋上さん?


35:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/17(木) 00:01:16.29 ID:5EAW9f05o



 夕飯を食べ終えたあと自室に戻り、さて、何をしようかと考えた。
 
以下略



36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/17(木) 00:01:46.46 ID:5EAW9f05o

 画面を開くと、メールの新着を知らせる表示がディスプレイに出ていた。
 メール画面を開く。

 ひなた先輩からのメールだった。
以下略



37:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/17(木) 00:03:11.90 ID:5EAW9f05o

 ひなた先輩は、二年生の多い文芸部員たちの中で唯一の最上級生で、なにかと俺たち後輩を気にかけてくれていた。
 俺や大澤の相談にも乗ってくれたし、入部した当初は何も書いたことなんてなかった「みさと」の質問にも熱心に答えた。

 たぶん根が良い人なんだろうと思う。
以下略



38:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/17(木) 00:04:19.52 ID:5EAW9f05o



 翌日、大澤は学校を休んだ。
 風邪だと連絡が来た、と担任は言っていた。
以下略



39:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/17(木) 00:05:45.12 ID:5EAW9f05o

「他のものも、散らかしたままにせずに、ちゃんと片付けろよ」

 顧問はそこまで言い切ると、ちょっと気だるげに溜息をついて部室を去っていった。
 怒って出て行ったようにも見えたし、叱ったあとの気まずさに耐えかねたようにも見えた。
以下略



40:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/17(木) 00:07:13.86 ID:5EAW9f05o

 それでも「みさと」は、「座ってて」、と言う。
 座ってられるか、と俺は思い、返事をしないまま、部員たちが置きっぱなしにしていた本や辞書の類を棚にしまいはじめた。
「みさと」はそれ以上何も言わなかった。

以下略



41:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/17(木) 00:07:57.32 ID:5EAW9f05o



「どうしたんだろう」

以下略



451Res/377.85 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice