過去ログ - 先輩「そこから見えるのは、どんな景色ですか?」
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2014/07/16(水) 00:13:35.34 ID:8oJAdiKmo
「……まあ、いっか」
と先輩は諦めたみたいな顔をして、それからきょろきょろと部室を見回した。
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2014/07/16(水) 00:14:48.55 ID:8oJAdiKmo
◇
「書けない」と、一週間前の水曜、苦しげな表情をつくって、大澤が言った。
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2014/07/16(水) 00:16:06.87 ID:8oJAdiKmo
次に大澤に声をかけたのは「みさと」だった。
リバーシは部内最弱を誇る「みさと」だったけど、大澤の扱いに関しては誰もが認めるプロフェッショナルだ。
「みさと」特有の会話のテンポや声のスピードは独特の癒し時空を発生させる。
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2014/07/16(水) 00:18:34.15 ID:8oJAdiKmo
◇
そんな水曜の顛末をひなた先輩に伝えると、彼女は一言、
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2014/07/16(水) 00:20:12.27 ID:8oJAdiKmo
◇
大澤の様子がおかしくなりだしたのは、文化祭が終わって二週間が過ぎた頃のことだった。
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2014/07/16(水) 00:21:45.54 ID:8oJAdiKmo
「みさと」が書いたのは絵本のようなほのぼのとした雰囲気の話だ。
特に面白がる要素もないのに気付くと読み終わっていて、さらりとした読後感がある。
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2014/07/16(水) 00:22:28.57 ID:8oJAdiKmo
◇
用事があるから、と、ひなた先輩が部室を出て行った。
残されたのは俺と、「あかね」「みさと」の二人だけだった。
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2014/07/16(水) 00:23:47.31 ID:8oJAdiKmo
文芸部の部員数は七名だ。
俺と大澤、「あかね」と「みさと」、それから部室に顔を出さない幽霊部員の男子二名。
引退したひなた先輩は除外。最後のひとりは、唯一の一年生、女子部員だ。
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2014/07/16(水) 00:24:29.88 ID:8oJAdiKmo
気配でそれを察したのか、彼女は急に振り返って、笑った。
「せんぱい、なにしに来たんですか?」
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2014/07/16(水) 00:25:14.15 ID:8oJAdiKmo
「高いところ、好きなの?」
「穴の中とか、井戸の底とか、低いところよりは好きかもしれないです」
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