過去ログ - 女「今日は楽しかったね」男「え!?誰!?何!?」
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15:1 ◆h/8ygxZQYA[saga]
2014/08/30(土) 03:34:11.48 ID:oASW+o+k0

イベント当日、男はステージの設営に奔走していた。


「あっ、それはこっちの方が……」
以下略



16:1 ◆h/8ygxZQYA[saga]
2014/08/30(土) 03:49:00.05 ID:oASW+o+k0

自分の知らない自分自身を人から伝え聞く、それを幾度となく繰り返し、記憶の無い時期はほぼ補完されていた。

ただ一部を除いて。

以下略



17:1 ◆h/8ygxZQYA[saga]
2014/08/30(土) 03:59:46.38 ID:oASW+o+k0

目の前を歩く人々も景色も透明になった。

向かいの木の下に立つ彼女だけが鮮やかに色を帯び、男の視覚を支配した。

以下略



18:1 ◆h/8ygxZQYA[saga]
2014/08/30(土) 04:05:02.74 ID:oASW+o+k0

意を決し、男が彼女に問い掛けようと口を開く

「あのさ、君って……」

以下略



19:1 ◆h/8ygxZQYA[saga]
2014/08/30(土) 04:09:45.52 ID:oASW+o+k0

「あっごめん。つい……」


指摘された自分が恥ずかしくなり顔を赤らめた。
以下略



20:1 ◆h/8ygxZQYA[saga]
2014/08/30(土) 21:53:14.36 ID:X1u7HrrrO

無事イベントを終え男は打ち上げに参加していた。

ほとんど知らない顔ぶれの中、居場所を持て余していた。

以下略



21:1 ◆h/8ygxZQYA[saga]
2014/08/30(土) 21:58:46.47 ID:X1u7HrrrO

何か腫れ物に触る様にその期間を避けているのが分かっていた。

男もあえてそこには触れる事は無かった。

以下略



22:1 ◆h/8ygxZQYA[saga]
2014/08/30(土) 22:02:50.02 ID:X1u7HrrrO

『あの子は一体誰なんだろ?』


帰りのバスに揺られながら懸命に女の事を思い出そうとする。
以下略



23:1 ◆h/8ygxZQYA[saga]
2014/08/30(土) 22:05:36.22 ID:X1u7HrrrO

「すいません、終点なんで」


運転手は男の様子に戸惑いながらそう告げた。
以下略



24:1 ◆h/8ygxZQYA[saga]
2014/08/30(土) 22:13:51.63 ID:X1u7HrrrO

その後、数日間

その日は講義も無く、バイトも久々に休みだった。

以下略



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