過去ログ - 勇者(Lv99)「死にたくても死ねない死なない俺と、殺そうにも殺せない殺したい魔王」
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2014/09/04(木) 20:43:39.24 ID:lZn7fQPP0
勇者「今、ここでだ、魔法を俺に当てられたら、でもいい、それができないようでは、魔王には触れることすらできないだろうからな」
武道家「しかし勇者様は今、丸腰ではありませんか」
勇者「ちょうどいいハンデさ」
以下略
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2014/09/04(木) 20:46:08.91 ID:lZn7fQPP0
教会に、戦士と魔法使いの姿はなかった。
神官に僧侶のことを託し、勇者は教会を出る。
以下略
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(SSL)
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2014/09/04(木) 20:48:31.88 ID:lZn7fQPP0
勇者「……こんなもんか」
岩石地帯で勇者は自分の手のひらを見つめる。
体に発生する違和感に、眉を寄せ、しかし対魔王の策における第一段階をクリアしたことを確認する。
以下略
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2014/09/04(木) 20:49:26.25 ID:lZn7fQPP0
勇者「……っ! スラきちは…どうした」
すぐにでも斬りかかりたい衝動を堪え、勇者はもう一匹の仲間のことを訪ねた。
魔王「スラきち? ああ、あのスライムのことか、奴ならもうこの世界にはいない」
以下略
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2014/09/04(木) 20:50:21.58 ID:lZn7fQPP0
三日後
猿ぐつわ、鉄の手枷と足枷をはめられた勇者は、魔王の間の王座の横に倒れこんでいる。
手枷と足枷は、鉄製だ、加護の力を使えれば、難なく砕ける、しかし加護の力の供給源たる魔力をカラにされた状態では、常人となんら変わらない力しか使えない……そのもどかしさに、勇者は顔をゆがめる。
以下略
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2014/09/04(木) 20:51:31.88 ID:lZn7fQPP0
魔王の間の扉が開く、魔物に連れられ、一人の少女が魔王と勇者の前に放り出された。
少女「うぇぇ、ママ……パパ……」
魔王「先日滅ぼした村の生き残りだ」
以下略
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2014/09/04(木) 20:52:12.03 ID:lZn7fQPP0
勇者拘束6日目
勇者は、茫然と目の前で行われる行為を見つめる。
魔王によって四肢を爆裂させられ、痛みに悶える男を見つめている。
以下略
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2014/09/04(木) 20:54:36.69 ID:lZn7fQPP0
勇者拘束7日目
魔王「……」
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2014/09/04(木) 20:56:15.14 ID:lZn7fQPP0
神官「……勇者」
表情のない顔で、勇者はただ茫然と、祭壇の前に立っていた。
神官「勇者…どうかしたのか?」
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2014/09/04(木) 20:56:50.52 ID:lZn7fQPP0
僧侶「あー」
ばちゃり、不器用にもったスプーンが、スープの入った皿をひっくり返した。
以下略
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2014/09/04(木) 21:01:21.41 ID:lZn7fQPP0
十分後、司祭の家の前に立つ二人。
勇者「僧侶は大丈夫なのか?」
司祭「ああ、睡眠魔法で眠らせてある」
以下略
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