過去ログ - 勇者(Lv99)「死にたくても死ねない死なない俺と、殺そうにも殺せない殺したい魔王」
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81:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/06(土) 23:09:19.84 ID:wtpJ9iTZ0
魔王「もう一つ、話しておこう、女神についてだ」

勇者「!」

魔王「そもそも、なぜ余が人間界に攻撃を仕掛けるかわかるか?」
以下略



82:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/06(土) 23:11:15.01 ID:wtpJ9iTZ0
勇者「……」

 女神にとって

 神にとって、俺たちは家畜……
以下略



83:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/06(土) 23:12:00.96 ID:wtpJ9iTZ0
 女神は、信仰さえ持っていれば、その人間の行いは問わない。

 なぜか?

 家畜だから
以下略



84:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/06(土) 23:12:58.96 ID:wtpJ9iTZ0



??「勇者様……やっと……会えた」


85:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/06(土) 23:13:53.17 ID:wtpJ9iTZ0
勇者「……」

神官「……勇者…か?」

勇者「……!?」
以下略



86:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/06(土) 23:15:42.08 ID:wtpJ9iTZ0
 勇者の言葉は、突然教会へ入った数名の兵士によって途切れた。

 勇者を見た兵士の目が驚きに染まる。

 しかし兵士は事務的といった様子で言葉をつづけた。
以下略



87:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/06(土) 23:19:11.09 ID:wtpJ9iTZ0
3万の兵士を、1000人の魔法使いが転移魔法で送り出し、魔王城への電撃攻撃は行われた。

 突然の人類の反撃も、しかし魔王にとっては向かってくる蟻を踏みつぶすに等しい

 ただ数である、三万ともなれば、いかに強力な魔法で蟻を蹴散らそうとも、そのすべてを瞬時に殲滅させることは不可能であろう。
以下略



88:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/06(土) 23:21:08.89 ID:wtpJ9iTZ0
勇者「……」

 勇者は、王座の前で跪いていた。

 変わり果てた勇者の姿に、王も、周囲に立つ大臣や参謀も声をかけられずにいる。
以下略



89:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/06(土) 23:22:00.14 ID:wtpJ9iTZ0
王「?」

勇者「こんな俺なんて…救う価値なんかないのに…」

王「!?」
以下略



90:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/06(土) 23:22:59.19 ID:wtpJ9iTZ0
 勇者の話が終わると、場は水を打ったように静まり返った。

 皆が口を閉ざし、先ほど進み出た兵士は、あまりのショックからか膝を床につけている。

勇者「……しばらく……休ませてほしい」
以下略



91:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/06(土) 23:23:52.54 ID:wtpJ9iTZ0
今日はここまでです、続きは明日投稿します。


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