過去ログ - 和「フランスより」咲「愛をこめて」
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126:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/12/04(木) 02:12:57.72 ID:synm7/Yso
1ヶ月長いなぁ
127:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2014/12/10(水) 18:45:03.37 ID:+AoHh3iB0
おつおつ
128: ◆CU9nDGdStM[saga]
2014/12/27(土) 00:58:30.99 ID:6rJa/3MJ0
咲「はー、おいしかった……!」
すっかり満腹になった咲は充足感にため息をついた。
その正面で、和はデザートのチョコレートムースを頬張っている。
129: ◆CU9nDGdStM[saga]
2014/12/27(土) 01:02:39.15 ID:6rJa/3MJ0
咲「本当に美味しかったよ。ご馳走様でした、明華さん」
明華「しばらくはこっちにいるんでしょう?よかったら、また来てくださいね」
咲「はい。今度は夜にでも……」
130: ◆CU9nDGdStM[saga]
2014/12/27(土) 01:06:21.61 ID:6rJa/3MJ0
そのまま和の勤め先へ向かってもよかったのだが、二人は腹ごなしにまずは付近を散策することにした。
咲が道すがら色んな店に興味をもったせいだ。
咲「ねえ和ちゃん。あのお店も覗いてみていいかな?」
131: ◆CU9nDGdStM[saga]
2014/12/27(土) 01:09:31.43 ID:6rJa/3MJ0
ライター業をしているくらいなので、咲はそもそも本が好きだ。
高校の頃などは暇さえあるといつも何かを読んでいて、
久からは「活字ジャンキー」と揶揄されたものだった。
132: ◆CU9nDGdStM[saga]
2014/12/27(土) 01:11:55.06 ID:6rJa/3MJ0
咲は写真集のほうを手に取った。
画集も捨てがたいのだが、こちらは日本でも人気のあるアール・ヌーヴォーが中心だ。
いつか母国でも似たような本が手に入るかもしれない。
133: ◆CU9nDGdStM[saga]
2014/12/27(土) 01:14:31.44 ID:6rJa/3MJ0
店員「はい……君は旅行?」
咲「ええ、観光できました」
店員「日本人?それとも中国から?」
134: ◆CU9nDGdStM[saga]
2014/12/27(土) 01:21:40.26 ID:6rJa/3MJ0
店員「この辺りは道が複雑で迷いやすい。私はもうすぐ上がれるから、君さえよければ……」
和「咲さん、遅いです!」
店員の声を遮ったのは不機嫌さを隠していない和の叫びだった。
135: ◆CU9nDGdStM[saga]
2014/12/27(土) 01:31:48.48 ID:6rJa/3MJ0
平穏というには色々あったが、無事付近の散策を楽しんだ咲は和と共に彼女の勤め先へと足を運んだ。
当初の目的だった、あの洋菓子店である。
和「Bonjour!」
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