過去ログ - 春香「ガンプラマイスター?」
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6: ◆bA3jMfAQJs[sage]
2014/09/18(木) 16:31:19.90 ID:emFs4VfGO
765プロは、東京都某所に存在する、アイドルプロダクションだ。

私、天海春香はそのアイドルプロダクションで、アイドルをやっている。
765プロの事務所は、古びたビルの三階にある小さな所だが、私はそこがお気に入りだった。

以下略



7: ◆bA3jMfAQJs[sage]
2014/09/18(木) 16:33:24.64 ID:emFs4VfGO

 プロデューサーさんが、私を前にして一言問いかけてくる。

「さて、さっそくで悪いが、春香はガンダムを知っているか?」
「はい?」
以下略



8: ◆bA3jMfAQJs[sage]
2014/09/18(木) 16:35:00.38 ID:emFs4VfGO

「どこに行くんですか?」
「模型屋」

 さっそく「そんじょそこら」な名前が出てきて、私は頭を車にぶつけてしまう。
以下略



9: ◆bA3jMfAQJs[saga]
2014/09/18(木) 16:36:45.13 ID:emFs4VfGO

「それが、RX-78-2 ガンダムだ」
「えっと、ただのガンダムじゃないんですか? アールエックスとか、なんとか……」
「それを語らせるか? 二時間はそのまま立って聞いて貰うぜ?」
「あ、いえ、やっぱいいです」
以下略



10: ◆bA3jMfAQJs[saga]
2014/09/18(木) 16:40:03.37 ID:emFs4VfGO

 その、今着ている物がパイロットスーツと言うらしい。
 プロデューサーさんのは、黒を基調に赤をアクセントとして加えている、格好いいスーツだった。

「パイロットスーツを着るのが決まりなんだ。衝撃をリアルに再現してるからな。着なきゃ危ない」
以下略



11: ◆bA3jMfAQJs[saga]
2014/09/18(木) 16:43:11.29 ID:emFs4VfGO

「あれの口元が開くんだ」

 先にプロデューサーさんが中に入り、その球体をカパッと開けた。

以下略



12: ◆bA3jMfAQJs[saga]
2014/09/18(木) 16:46:16.26 ID:emFs4VfGO

『出撃を開始します』

 耳元のスピーカーから声が聞こえる。
 すると、ジジッとノイズが一瞬だけ聞こえ、その後『春香、聞こえるか?』とプロデューサーさんの声が聞こえる。
以下略



13: ◆bA3jMfAQJs[saga]
2014/09/18(木) 16:49:35.36 ID:emFs4VfGO

「あ……遊んでばかりもいられないや」

 プロデューサーさんを探さなければ――そう考えて、カメラを左右に動かしていると『ピピピッ』と警報が鳴り響いた。

以下略



14: ◆bA3jMfAQJs[saga]
2014/09/18(木) 16:51:09.17 ID:emFs4VfGO
「面白ーいっ!」

 バッと身を乗り出しながら、フットペダルを強く踏み込み操縦桿を押しだした。

機体が前面に加速し、ダークハウンドを強く押し出す。
以下略



15: ◆bA3jMfAQJs[saga]
2014/09/18(木) 16:53:12.84 ID:emFs4VfGO

「お疲れ様、春香」

 ゲーム筺体から身を出した私にタオルを差し出して出迎えてくれたのは、プロデューサーさん――では無かった。

以下略



16: ◆bA3jMfAQJs[saga]
2014/09/18(木) 16:54:36.77 ID:emFs4VfGO

「ねぇねぇ、いおりんはやっぱスローデヤバイにすんの?」
「スローネドライ! 私の場合は、ファンの多くが望んでるって言った方がいいでしょうね」
「伊織ちゃん、アニメの時ノリノリで演じてたものねぇ」
「べ、別にノリノリじゃないわよネーナは!」
以下略



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