27: ◆EhtsT9zeko[saga]
2014/10/07(火) 22:36:46.60 ID:hySjMWKmo
どうでもいいけど>>22の貼り付け時間すごくねw
28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/07(火) 23:32:29.99 ID:2n8VZBypO
乙
29: ◆EhtsT9zeko[saga]
2014/10/11(土) 20:02:19.22 ID:fJh3zaYgo
それから私たちは、トロールさんが夜のうちに取ってきてくれた魚を食べて、妖精さんが持ってきてくれた木苺もみんなで分けて食べた。
30: ◆EhtsT9zeko[saga]
2014/10/11(土) 20:03:12.21 ID:fJh3zaYgo
「しかし、ずいぶんと深い森だな…」
お姉さんが川を覆うようにして生い茂る木々を見上げてそんなことを呟く。
31: ◆EhtsT9zeko[saga]
2014/10/11(土) 20:04:25.30 ID:fJh3zaYgo
「ほらね」
お姉さんはそういって私に笑いかけてくれた。
32: ◆EhtsT9zeko[saga]
2014/10/11(土) 20:05:19.26 ID:fJh3zaYgo
「調べてみよう。きっとなにか、水がせき止められている原因があるはずだ」
私と妖精さんは、お姉さんのそんな様子に思わずコクンとうなずいていた。
33: ◆EhtsT9zeko[saga]
2014/10/11(土) 20:05:59.10 ID:fJh3zaYgo
「この縛り方は、農作物をまとめる藁敷を止めるためのもんだ」
お姉さんは言った。そう、そうだ。私、この縛り方を知ってる…私もできる。重みがかかればかかるほどきつく締まって行く縛り方だ。
34: ◆EhtsT9zeko[saga]
2014/10/11(土) 20:11:55.60 ID:fJh3zaYgo
それから私は、お姉さんに連れられて洞穴に戻った。
しばらくメソメソ泣いてたけど、それも次第に収まって、
35: ◆EhtsT9zeko[saga]
2014/10/11(土) 20:14:01.37 ID:fJh3zaYgo
たくさん泣いて、お姉さんと妖精さんに慰めてもらえたからか
私はなんだかすごく元気になって、
36: ◆EhtsT9zeko[saga]
2014/10/11(土) 20:14:44.06 ID:fJh3zaYgo
「ここが泉のあった場所だ。で、そこから川は、こうカーブして流れてる。たぶん、泉の水が流れ出たときにこのカーブを曲がり切れなくて洪水になったんだと思う」
お姉さんが描いていたのはどうやら地図らしい。トロールさんがそれを見ているのを確認して、お姉さんは続けた。
978Res/1629.26 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。