14: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2014/10/09(木) 10:05:01.53 ID:sthOuHbb0
暗黒騎士「それで勇者の紋章を隠しておけ」
勇者「え?」
彼が差し出したのは、ただの包帯だった。
15: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2014/10/09(木) 10:10:27.88 ID:sthOuHbb0
続きは夜か明日以降。
話の展望はできているんですが、文章表現に苦悩しております。
16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/09(木) 10:23:31.35 ID:X1mru5XOO
期待
17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/09(木) 11:51:38.44 ID:x2+dgjgX0
期待してよさそうですね、つーか面白いです続き気になります。
18: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2014/10/09(木) 20:17:16.94 ID:sthOuHbb0
その後着替えやらメイクやらのお世話になっている間、メイドは聞いてもいないのに次から次へと喋っていた。そしてメイドが言うには、自分は暗黒騎士に見初められて連れてこられた、ということになっているらしい。
勇者(つ、つまり、彼のお嫁さんに…)
メイド「はい鏡をご覧になって〜。見違えたでしょう」
19: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2014/10/09(木) 20:18:14.08 ID:sthOuHbb0
>それからというものの…
呪術師「お?あんたがあの暗黒騎士が娶ったっていう」
勇者「ひ、ひいいぃ」ブルブル
20: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2014/10/09(木) 20:18:57.65 ID:sthOuHbb0
妻同士の会話は、人間達の井戸端会議と内容はそう変わらない。自分も村娘だった頃は、同年代の少女たちと色んな話をしたものだ。
1番戻りたかったあの頃に戻れたようで、私もつい気を緩めてしまう。
奥様B「ねぇねぇ、暗黒騎士様のお顔ってどんな感じ?やっぱり噂通りの美男子なの?」
21: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2014/10/09(木) 20:19:39.65 ID:sthOuHbb0
夜、1人になってから色んな想像が頭を過ぎった。
こうしている今でも、人間と魔王軍の戦いは進んでいる。
「勇者」に希望を抱いていた人達は今、きっと不安で一杯だろう。
仲間達は皆から責められているかもしれない。
22: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2014/10/09(木) 20:20:08.72 ID:sthOuHbb0
勇者「もう混乱して、わからないんです…」
暗黒騎士「何にだ?」
勇者「今の状況に、今更ながら自己嫌悪で一杯で…。だけど勇者に戻るのは絶対嫌…だからもう、どうしていいのかわからない」
23: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2014/10/09(木) 20:20:47.84 ID:sthOuHbb0
暗黒騎士「お前に重圧をかけてくるのは人間達の勝手だ。ならお前も勝手になればいい…今の居場所が嫌でなければな」
勇者「い、嫌じゃないです!ま、魔物が沢山いるのは怖いけど…」
暗黒騎士「それは慣れろ」
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