過去ログ - 勇者「もう勇者なんてやめたい」
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51: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2014/10/11(土) 09:41:22.64 ID:2A0syDT30
暗黒騎士「しかし陰気で陰険の上引きこもりのお前がわざわざ出迎えに来てたとはな」

勇者「い、陰気で陰険…」

確か自分に対する評判は臆病で人見知り、だったはずなんだけれど…。
以下略



52: ◆WnJdwN8j0.[sage saga]
2014/10/11(土) 09:45:45.44 ID:2A0syDT30
短いですがキリがいいので今朝はここまで、続きは夜更新します(´∀`)

勇者「皆さんの期待に沿える話にできるか心配です」ブルブル

このペースならあと2、3日で完結でき…できるかも…できればいい…


53:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/10/11(土) 10:29:25.37 ID:2dV5CHg90



54:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/11(土) 18:09:21.13 ID:FGKudUrAO
乙!


55:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/11(土) 19:39:47.71 ID:5c5AHZsDO



56: ◆WnJdwN8j0.[sage saga]
2014/10/11(土) 20:13:41.49 ID:2A0syDT30
>翌日

暗黒騎士「疲れてないか?」

勇者「はい、山歩きは慣れていますので」
以下略



57: ◆WnJdwN8j0.[sage saga]
2014/10/11(土) 20:14:34.09 ID:2A0syDT30
暗黒騎士「ここなら誰も来ないだろう」

そう言って彼は兜を脱ぐ。よく見ると少しだけ脂汗が滲んでいる。やはり、暑かったのか。
超人のような活躍を聞く彼でも、そんな所は人間らしい。

以下略



58: ◆WnJdwN8j0.[sage saga]
2014/10/11(土) 20:15:48.73 ID:2A0syDT30
そうだ、あまり気にしていなかったけれど、彼は人間の裏切り者なのだ。なら自分のように、さぞ罪悪感に――

暗黒騎士「お前のように罪悪感に苛まれていた、と思うなら、それは間違いだぞ」

間違いだったようだ。
以下略



59: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2014/10/11(土) 20:16:29.06 ID:2A0syDT30

背筋が凍った。
呼ばれた瞬間、嫌なものが頭で一杯になった。
その理由は、数秒経ってから気付いた。その声が自分を勇者と呼んでいたからと、それと――

以下略



60: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2014/10/11(土) 20:16:58.80 ID:2A0syDT30
片や魔王軍筆頭の戦士、片や王国のエリート集団、その戦いぶりは互いに見事なもので、私は目で追うことすらできなかった。
わかるのは互いに実力が拮抗しているということだけで、どちらが勝つのかも見当がつかない。
しかし3対1だからこそ拮抗しているようで、最前線で剣を振っている戦士さんの方が多く傷ついているようだった。勿論、僧侶さんの回復魔法ですぐに治るのだけれど。

魔法使い「溜めたよ!戦士、後ろに跳びなっ!!」
以下略



61: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2014/10/11(土) 20:17:34.74 ID:2A0syDT30
呪いの紋章。見たことはなかったが、聞いたことはある。
その紋章は邪神からの寵愛の証らしく、それを授かった者は人間に害をなす存在になるとか――

戦士「呪いの紋章の持ち主か、納得したぜ!だからお前は人間を裏切ったんだな!」

以下略



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