過去ログ - 八幡「彼女の笑顔が頭から離れない」
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2014/10/26(日) 21:43:19.41 ID:hHWWizvM0
 3. 
 真面目に授業を終え、部室へ向かうと既に雪ノ下が来ていた。 
 会うたびに思うけど、こいついつも姿勢正しいんだな。背中に30cm物差しでも入ってんの? 
 30cm竹物差しはいい。さぞ、全国の小学校男子の心をくすぐっただろう。 
 みんなもぶんぶん振り回してたよな? 
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2014/10/26(日) 21:47:39.40 ID:hHWWizvM0
 「あ、ヒッキー。来てたんだ」 
  
 いつのまにか部室に来ていた由比ヶ浜が俺に話しかける。 
 ゆきのん嘘つき!いるじゃん!俺に声かけてくれる人いるじゃん!! 
  
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2014/10/26(日) 21:51:29.74 ID:hHWWizvM0
 「だって6限生物だったし…難しいことたくさんやったし…」 
  
 「難しいこと?アデニン・グアニン・シトシン・チミンとかか?」 
  
 「そうそうそれそれ!ていうかヒッキーよく覚えられるね」 
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2014/10/26(日) 21:57:55.09 ID:hHWWizvM0
 「でも、理科の単語って難しいの多いよねー。中学の時もー、なんだっけ、りきがくてき?」 
  
 「力学的エネルギー保存の法則ね」 
  
 「それそれ!中々覚えられなくてさー。何というか、無駄に難しいというか」 
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2014/10/26(日) 22:04:05.65 ID:hHWWizvM0
  
 4. 
  
 「大体事情は分かったわ」 
  
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2014/10/26(日) 22:10:10.40 ID:hHWWizvM0
  
 「そうね。そこまで考えられているなら、私たちが手伝えそうにもないのだけれど…。その百合丘さんに想いを伝えたら?」 
  
 「告白は近いうちにするつもりです。今回依頼したいことっていうのは、デートプランを考えてほしいんですよ」 
  
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2014/10/26(日) 22:14:44.75 ID:hHWWizvM0
  
 「ごめんなさい、そういった意味ではあまりこっちの文化に詳しくないの。でも依頼は受けさせてもらうわ。これから一緒に考えていきましょう」 
  
 「ありがとうございます。あ、あと由比ヶ浜先輩、ちょっといいっすか?」 
  
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2014/10/26(日) 22:21:34.51 ID:hHWWizvM0
 5. 
 心なしかピンク色になった部室で、由比ヶ浜が口を開く。 
 どんな内容だったのか、私気になります! 
  
 「あたしたちで良かったのかな?」 
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2014/10/26(日) 22:26:15.53 ID:hHWWizvM0
  
 「これは俺の友達の友達の話なんだけどな…、 
  
 そいつには好きな女の子がいた。クラスの中で一番可愛い女の子だ。 
 きっかけというきっかけはない。笑顔が可愛い女の子だった。 
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2014/10/26(日) 22:31:06.95 ID:hHWWizvM0
 「いいか、こと恋愛の話になると、本音で話す状況は限られてくる。それは部外者しかいない時だ」 
  
 「そうかなぁ…?」 
  
 「回りくどいわね。何が言いたいの?」 
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