過去ログ - 勇者「伝説の勇者の息子が勇者とは限らない件」
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67:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/12/13(土) 23:30:01.19 ID:xox+vNXM0





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68:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/12/13(土) 23:30:53.90 ID:xox+vNXM0
 それは、まだ十にも満たぬ年齢の時の記憶。

「お前が『あの人』の息子か?」

 そんな風に、突然声をかけてきた奴がいた。
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69:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/12/13(土) 23:31:25.88 ID:xox+vNXM0





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70:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/12/13(土) 23:32:23.73 ID:xox+vNXM0
勇者(さて、あれから三つばかり精霊の祠を解放して、順調に精霊の加護レベルを上げてきた我々ですが)

勇者(次に挑もうとしている祠は随分とまあ、うっそうと茂った森の中にあるという噂です)

勇者(ですんで、今日はこれからここ『第六の町』で入念な聞き込みを行い、出来るだけ情報を集めてから出発しようというのが現在の状況です)
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71:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/12/13(土) 23:33:30.40 ID:xox+vNXM0
酒場の主人「いらっしゃい。おや、見ねえ顔だな」

勇者「こんちゃ、旅のもんっす。ちょいと一杯飲んでいきたいんだけど、何かオススメはあるかな?」

酒場の主人「そうさな、ここら辺は土地が肥沃な上に水はけもいいからいい麦が取れる。だから、麦酒の味には自信があるぜ」
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72:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/12/13(土) 23:35:47.75 ID:xox+vNXM0
酒場の主人「本当かよ!! いやーこりゃたまげた!! それじゃ、これは俺の奢りだよ! ま、グーっとやってくれ!!」ダンッ!

勇者「いやいや! いいよ金は普通に払うよ!!」

酒場の主人「馬鹿言うねい!! あの『伝説の勇者』様の息子さんからお金なんて取れるかよ!!」
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73:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/12/13(土) 23:36:54.26 ID:xox+vNXM0



 あるところに、一人の騎士が居た。

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74:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/12/13(土) 23:38:02.31 ID:xox+vNXM0
騎士「マージでやってらんねっつーんだよ、なあ!?」

勇者「わかるわー。マジでお前の言ってることわかるわー」

 一時間後、二人は超意気投合していた。
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75:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/12/13(土) 23:39:33.86 ID:xox+vNXM0
騎士「それで、勇者は魔王討伐の旅を始めたばかり、と」

勇者「本当はスンゲー嫌だったけど、あのまま国に残るのもマジで嫌だったからね…だからとりあえず旅に出て、のらりくらりと行くつもりだったんだけど……」

勇者「一緒にパーティー組んだ奴らが皆志高くてね……何か予定外にマジな旅になってんすわ……」
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76:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/12/13(土) 23:41:05.18 ID:xox+vNXM0
騎士「まあぶっちゃけるとな、最初、俺は家出したんだ。もうこんな所居られるかと、国を捨てた」

騎士「しばらく自由奔放に旅を続けていたんだが、ある日、噂を聞いた」

騎士「俺の国が、魔王軍に滅ぼされたと」
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