過去ログ - 勇者「伝説の勇者の息子が勇者とは限らない件」
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2014/12/13(土) 23:41:05.18 ID:xox+vNXM0
騎士「まあぶっちゃけるとな、最初、俺は家出したんだ。もうこんな所居られるかと、国を捨てた」
騎士「しばらく自由奔放に旅を続けていたんだが、ある日、噂を聞いた」
騎士「俺の国が、魔王軍に滅ぼされたと」
以下略
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2014/12/13(土) 23:42:23.97 ID:xox+vNXM0
翌朝―――
武道家「それで、騎士とやらはまだなのか? 勇者」
勇者「一応ここの宿屋の名前伝えて、朝に来いって言っといたんだけど……」
以下略
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2014/12/13(土) 23:44:17.87 ID:xox+vNXM0
武道家「ッ!?」
僧侶「ッ!?」
戦士「……!!」
以下略
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2014/12/13(土) 23:45:30.88 ID:xox+vNXM0
その言葉が、感情を押し留めていた堰を切った。
戦士は背負った剣の柄に手をかける。
武道家も、露骨な戦闘の構えこそ見せていないが明らかに臨戦態勢だ。
自身と言うより、仲間を侮辱されたことが耐えかねたのだろう。僧侶でさえ、強い敵愾心を持った目で騎士を睨み付けている。
以下略
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2014/12/13(土) 23:46:12.74 ID:xox+vNXM0
僧侶「……へあ?」
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2014/12/13(土) 23:48:10.12 ID:xox+vNXM0
騎士「それじゃあ、行くぜ?」
その場の雰囲気などお構いなしに、騎士はその身を低く屈める。
騎士「よーい……ドンッ!!!!」
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2014/12/13(土) 23:49:09.53 ID:xox+vNXM0
しかし勇者の拳は空を切る。
僧侶の背後から掻き消えた騎士が再び姿を現したその先で―――間髪入れず戦士が大剣を振り下ろしていた。
以下略
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2014/12/13(土) 23:50:40.32 ID:xox+vNXM0
騎士は勇者たち四人の顔を見回した。
騎士「まだやる気満々なのは……勇者と戦士くらいか」
僧侶「うぅ…」
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2014/12/13(土) 23:52:59.80 ID:xox+vNXM0
ほんの少し、騎士は自分の体を横にずらした。
それだけで、戦士の大剣は騎士の体を捉えられずに地面を叩く。
地面を穿った大剣の刃を上から踏みつけ、騎士は薄く笑った。
騎士の手には、紙や糸を切る時などに使う、ごくありふれた汎用ナイフが握られていた。
ナイフが反射する光が揺らめいた。
以下略
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2014/12/13(土) 23:54:08.12 ID:xox+vNXM0
戦士「ゆ…う、しゃ……?」
勇者「見てないよ? 俺何も見てないからね?」アタフタ
騎士「……ざーんねん。あとちょっとで全部見えたのに。ほんと、いい反応してるわ勇者」
以下略
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