過去ログ - 仮面ライダーエターナル「アイちゃん・・・。さぁ、地獄を楽しみな!」
1- 20
31: ◆I8wqPLe//o[saga]
2014/11/07(金) 22:30:56.46 ID:oBmrOVPi0


彼等はバラバラにした死体を元に戻した後、痛みに苦しむアイちゃんを紳士的に見送った。
その後、赤いバイクのような鎧を纏った戦士が超高速で駆けつけた。
「照井竜・・・。また我々を殺すんですか・・・? もう我々の終末は完成したというのに・・・」
以下略



32: ◆I8wqPLe//o[saga]
2014/11/07(金) 22:33:54.91 ID:FzPtEGhS0


次の地獄は、畜生地獄だった。醜い姿をした豹や虎たちが、亡者を喰らっていた。
疲れ果てたアイちゃんが前を見た。
そこにいたのは、豹のような姿をした怪人だった。
以下略



33: ◆I8wqPLe//o[saga]
2014/11/07(金) 22:35:33.99 ID:NSk/RJfv0


次の地獄は、ハサミと蛇が舞う蛇地獄だった。
「フフフ・・・。ようこそ、ボクのサロンへ♪」
ハサミを携えながら、道化師のような口調で若い美形の男が言った。
以下略



34: ◆I8wqPLe//o[saga]
2014/11/07(金) 22:37:11.24 ID:NoGAM0Z30
男には人としての心が既に失われていたのだ。それも、地獄に来る前から。
「大丈夫だよぉ〜、ちょ〜っと痛いだけだから・・・! ふふふ・・・!」
男は懐からとびきり大きなハサミを取り出した。そのハサミで彼女の髪を切った。
そして、すぐさま男は喉元を刃で突き刺した。血が流れ落ち、苦痛に喚く。
「いだいいいいぃぃぃ!! いたいいぃぃぃ!! いたいいいいぃぃぃっっっっっ!!!」
以下略



35: ◆I8wqPLe//o[saga]
2014/11/07(金) 22:37:56.62 ID:ishzjq3H0


ふと、男はどこからか響いた竜の鳴き声を耳にした。
突然どこからか、四匹の翼を持ったドラゴンが現れた。

以下略



36: ◆I8wqPLe//o[saga]
2014/11/07(金) 22:39:31.21 ID:3XkRakwk0

その後、アイちゃんは再び目覚めた。
「きゅ、きゅぴぃ・・・?」
ここはどこだろう。そう思って辺りを見回す。
そこには、再びあのヤマアラシ怪人・ジャラジが立っていた。
以下略



37: ◆I8wqPLe//o[saga]
2014/11/07(金) 22:41:13.39 ID:NSk/RJfv0

『アイちゃん・・・、アイちゃん・・・!』
「きゅぴ?」
アイちゃんは懐かしい声に反応する。
それは、アン王女の声だった。
以下略



38: ◆I8wqPLe//o[saga]
2014/11/07(金) 22:42:55.81 ID:oBmrOVPi0




だが、その喜びは長くは続かなかった。
以下略



39: ◆I8wqPLe//o[saga]
2014/11/07(金) 22:44:51.86 ID:9GtM/iLV0

「いやぁぁぁぁ!! いやぁぁぁぁ!! まにゃあぁぁぁぁぁ!! たしゅけてぇぇぇぇぇ!!!」
そこに、マナと六花、ありす、真琴、亜久里達の五人が駆けつけてきた。シャルル、ラケル、ランス、ダビィの妖精たちも一緒にいた。
アイちゃんには彼女らしか頼る者がいなかった。
その姿を目にすると、助けを求めて泣き叫ぶ。
以下略



40: ◆I8wqPLe//o[saga]
2014/11/07(金) 22:47:46.62 ID:MmwDMXRn0

「こんなキモいのが、あたし達を洗脳してお世話させてたってこと? サイアーク!」と、マナ。
「いやぁぁぁっ!! アイちゃんみんなといっしょきゅぴ!! きゅぴぃぃ!!! たしゅけてぇぇぇ! たしゅけてぇぇぇっ!!」
アイちゃんは必死で思い出してもらおうと泣き叫ぶ。だが、誰ひとりとして救いの手を差し伸べる者はいない。
「六花、このキモ赤子、アタシたちに命ごいしてくるよ。ジコチューのくせに・・・。うっざいよねぇ・・・!」
以下略



41: ◆I8wqPLe//o[saga]
2014/11/07(金) 22:49:00.25 ID:NOymxdWP0

「いやぁぁぁ・・・、いやぁぁ・・・!!」
かつてアイちゃんを愛し育ててくれた少女たちの中から、既にその記憶は存在していなかった。
(みんな、アイちゃんきらい・・・。いやぁ・・・!)
絶望がアイちゃんを襲う。
以下略



46Res/48.36 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice