過去ログ - 勇者の娘「お父様の仇を討ちます」
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11: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2014/11/21(金) 22:08:30.93 ID:kJl2AN3m0
翌日の朝食会。他の幹部方が食卓を囲む中、私も暗黒騎士と共に席についた。
翼人「2人共、並ぶと見栄えはいいじゃないか」
暗黒騎士「どうも」
12: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2014/11/21(金) 22:09:02.55 ID:kJl2AN3m0
暗黒騎士「協力しろ――魔王を討つ」
―――何を言っているの?
13: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2014/11/21(金) 22:09:37.20 ID:kJl2AN3m0
意識を朝食会に戻す。暗黒騎士は相変わらず皮肉をおどけた笑顔で返している。それにしてもまあ、皮肉を言う方も、よくも飽きないものだ。
魔王「しかし、人間達の間では大騒動になっているようだぞ」
何の話の脈絡か、魔王が突然そう言い出した。
14: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2014/11/21(金) 22:10:06.35 ID:kJl2AN3m0
しばらくの沈黙。
その後、誰かがふっと噴き出した。
悪魔「これはこれは!もう勇者を惚れさせたのか、やるな暗黒騎士!」
15: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2014/11/21(金) 22:10:37.51 ID:kJl2AN3m0
囚われの身の現状、あの侮蔑の視線と言葉が今の私に対する正当な扱いだ。
しかし心まで折れたら負け。あんなものに押しつぶされないよう、心を厳重に武装する。
私は今まで、勇者となる運命を何となく受け入れていた。
だけれど今は今までとは違う。もう私しかいない。私が折れたら代わりはいない。
16: ◆WnJdwN8j0.[sage]
2014/11/21(金) 22:14:14.88 ID:kJl2AN3m0
今日はここまでで。
数日かけてある程度書き溜めてから投下するのと、毎日小刻みに投下するのとどちらがいいのか…。
17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/11/22(土) 00:10:09.06 ID:O+/7AWL1o
書きやすいほうでよろしいかと〜
18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/11/22(土) 07:21:42.01 ID:qizeJ3wjO
ほとんど同じ内容の作品を見た気がするが、リメイクとか?
19: ◆WnJdwN8j0.[sage]
2014/11/22(土) 09:46:29.40 ID:lSunmYm30
>>18
過去に自分が書いたもので、似たシチュエーションといえば 勇者「もう勇者なんてやめたい」 ですね。
あれとはメインキャラの性格を変えているので、別物のつもりです。
とはいえシチュエーションが似ているのは事実なので、あれとは差別化できるストーリー進行にしていこうかと思います。
20: ◆WnJdwN8j0.[sage]
2014/11/22(土) 10:29:52.43 ID:lSunmYm30
過去に 勇者「もう勇者なんてやめたい」 をお読み下さった方々へ。(読んでいない方はスルーでおk)
こういうシチュエーションは作者好みで思いついたのを好きなように書いている為、どうしても似てはいると思います。
前作の勇者→気弱、守られヒロイン、優柔不断、暗黒騎士に好意的 今作の令嬢→強気、勇者になろうと決意、行動的、暗黒騎士に敵意を抱いている
前作の暗黒騎士→魔王軍の誰もが認めている 今作の暗黒騎士→周囲に蔑まされている
21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/11/22(土) 15:33:10.47 ID:JlWeUoyEo
ヘタレ勇者が暗黒騎士の嫁になる奴書いた人?
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