過去ログ - アーチャー「君が私のマスターか?」女提督「」
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20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2014/11/25(火) 00:50:16.57 ID:rDVxpijm0
データ入力式のリールを投影できるアーチャーなら艦装も投影できそう
これはアーチャーが艦娘としてデビューする日が来たというのか


21:ID変わっていますがお気になさらず[saga]
2014/11/25(火) 01:40:02.34 ID:sY4BhxYx0
深海棲艦―それは突如として出現した人類の敵。海上を航行する船舶等を襲う人類の脅威。
通常兵器による攻撃がほとんど意味をなさず、いつ、どこから来るのかわからない。
加えてその身に宿す強大な火力。駆逐艦ですらイージス艦2隻相当と言われ、戦艦クラスになれば測定は不能。のかと

この未知なる敵の前に人類は瞬く間に窮地に追い込まれた。
以下略



22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/11/25(火) 01:54:40.37 ID:sY4BhxYx0
時刻二二○○

すっかり暗くなった鎮守府のとある一室。
執務室と比べればいくらか可愛げのある部屋で、この部屋の主である提督は一人考え込んでいた。
そんな彼女の前には開放された小さい箱とその中に入っていたらしい古ぼけた本、そして赤い宝石が置いてあった。
以下略



23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/11/25(火) 02:16:33.24 ID:sY4BhxYx0
彼女の両親はどこにでも居そうな普通の人だった。
夫婦の仲は良く、父は面白い人だったし、母は優しかった。
彼女はそんな両親が普通に好きだったし、数年前に事故で他界した時には本当に悲しかった。
しかし、彼女の両親はほとんど遺品などを残さなかった。だからこそ、今更両親の遺品が届いたことに彼女は多少の疑問を感じていた。

以下略



24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/11/25(火) 02:18:59.65 ID:3Tr3V+b2o
期待


25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/11/25(火) 02:28:06.27 ID:sY4BhxYx0
ほんの軽い気持ちで提督は召喚の儀を試してみることにした。
最近は何かと暗いことが多い。ここらで一発気分転換も必要だろう。
もとより何か起こることなど期待していない。そんな気持ちだった。

提督「いいじゃない、ちょうど明日は満月。たまには童心に還っても文句は言われないでしょう。」
以下略



26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/11/25(火) 02:47:24.72 ID:sY4BhxYx0
提督「もう朝じゃない。まさか徹夜になるとはね。」

提督「ま、楽しかったから別にいいわ。さて、ちょっと早いけど妖精さんに魔力について聞きに行こうかしら。」

そう呟きながら、私室を出ていく提督。その声は子供のように弾んでいた。
以下略



27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/11/25(火) 03:02:23.00 ID:sY4BhxYx0
時刻二三五○

薄暗い私室の中、中心に書かれた魔法陣の上に、彼女は立っていた。
その手には赤い宝石を持ち、その顔にはいつになく緊張が表れている。

以下略



28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/11/25(火) 03:08:46.29 ID:sY4BhxYx0
風はどんどん強くなっていき、魔法陣は目が眩むほどの輝きを発している。
体の内から湧き上がる興奮を抑え込み、提督は最後の一節を唱えた。

提督「―――――Anfang(セット)。
――――――――――――
以下略



29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/11/25(火) 03:30:08.36 ID:sY4BhxYx0
瞬間、あたりはまばゆい光に包まれた。
豪っ!!とまるで暴風のような風が吹き荒れる。
目も開けられず、ましてや立って等いられないような状況の中、その光の中に彼女は確かに見た。
その光の中心に立っている存在を。

以下略



30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/11/25(火) 03:32:10.69 ID:sY4BhxYx0
今日はここまで。また明日の夜にでも




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