94: ◆P8QHpuxrAw[saga]
2014/12/15(月) 21:44:30.19 ID:NiZVZkih0
しえな「ば、バカ!なに照れてるんだ!」
兎角「照れるに決まってるだろ!」
95: ◆P8QHpuxrAw[saga]
2014/12/15(月) 21:49:21.99 ID:NiZVZkih0
しえな「……嬉しいんじゃないのか?」
兎角「そうなのか?」
96: ◆P8QHpuxrAw[saga]
2014/12/15(月) 21:57:49.56 ID:NiZVZkih0
時々兎角を見ながら美人だなと思う事はあったが、穏やかに笑う姿がこんなにも可愛いとは思わなかった。
しえな「お前、可愛い顔もするんだな」
97: ◆P8QHpuxrAw[saga]
2014/12/15(月) 22:03:07.42 ID:NiZVZkih0
唇の端を上げて意地悪く笑う今の兎角に、可愛らしさなんてものは感じられなかった。
しえな「んんっ、はっ…ぁうっ」
98: ◆P8QHpuxrAw[saga]
2014/12/15(月) 22:12:49.87 ID:NiZVZkih0
しえな「だい、じょうぶ……っ、はぁ……っ、あぁっ……!」
兎角の指が動くたびに、しえなの体が反応する。
99: ◆P8QHpuxrAw[saga]
2014/12/15(月) 22:23:07.28 ID:NiZVZkih0
激しく舌が絡み合い、漏れる息も声もどちらのものかなんて分からなくなっていった。
唇を離すのも惜しいほどに深く結びついた頃に、しえなの中で兎角が過激に動き出した。
100: ◆P8QHpuxrAw[saga]
2014/12/15(月) 22:45:05.13 ID:NiZVZkih0
兎角と混ざり合う音。
段々と頭の中が白いもやが懸かったようにぼーっと痺れて行くのが分かった。
101: ◆P8QHpuxrAw[saga]
2014/12/15(月) 22:48:30.12 ID:NiZVZkih0
次に目が覚めたのは深夜だった。
真っ暗で、何も見えない。
102: ◆P8QHpuxrAw[saga]
2014/12/15(月) 22:57:49.18 ID:NiZVZkih0
ため息をついて身を起こすと、隣のベッドに黒い影が座っていた。
しえな「うわわわわ!!!お前何やってるんだ!?」
103: ◆P8QHpuxrAw[saga]
2014/12/15(月) 23:04:01.55 ID:NiZVZkih0
声を落ち着かせて、しえなの肩をそっと押し戻す。
兎角の体温を感じて、少し前に感じた愛しさを思い出した。
104: ◆P8QHpuxrAw[saga]
2014/12/15(月) 23:17:50.25 ID:NiZVZkih0
そんなしえなの気持ちは全く伝わらないかのように兎角はぽかんとした顔で、しえなを見つめていた。
しえな「なんだよ」
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