99: ◆P8QHpuxrAw[saga]
2014/12/15(月) 22:23:07.28 ID:NiZVZkih0
激しく舌が絡み合い、漏れる息も声もどちらのものかなんて分からなくなっていった。
唇を離すのも惜しいほどに深く結びついた頃に、しえなの中で兎角が過激に動き出した。
100: ◆P8QHpuxrAw[saga]
2014/12/15(月) 22:45:05.13 ID:NiZVZkih0
兎角と混ざり合う音。
段々と頭の中が白いもやが懸かったようにぼーっと痺れて行くのが分かった。
101: ◆P8QHpuxrAw[saga]
2014/12/15(月) 22:48:30.12 ID:NiZVZkih0
次に目が覚めたのは深夜だった。
真っ暗で、何も見えない。
102: ◆P8QHpuxrAw[saga]
2014/12/15(月) 22:57:49.18 ID:NiZVZkih0
ため息をついて身を起こすと、隣のベッドに黒い影が座っていた。
しえな「うわわわわ!!!お前何やってるんだ!?」
103: ◆P8QHpuxrAw[saga]
2014/12/15(月) 23:04:01.55 ID:NiZVZkih0
声を落ち着かせて、しえなの肩をそっと押し戻す。
兎角の体温を感じて、少し前に感じた愛しさを思い出した。
104: ◆P8QHpuxrAw[saga]
2014/12/15(月) 23:17:50.25 ID:NiZVZkih0
そんなしえなの気持ちは全く伝わらないかのように兎角はぽかんとした顔で、しえなを見つめていた。
しえな「なんだよ」
105: ◆P8QHpuxrAw[saga]
2014/12/15(月) 23:21:34.33 ID:NiZVZkih0
兎角「じゃあなんだ?」
しえな「東の心配をしてるんだ」
106: ◆P8QHpuxrAw[saga]
2014/12/15(月) 23:25:09.61 ID:NiZVZkih0
兎角「まぁ、その通りだな」
しえな「少なくとも、様子を見に戻るくらいはしたっていいんじゃないか」
107: ◆P8QHpuxrAw[saga]
2014/12/15(月) 23:32:39.68 ID:NiZVZkih0
兎角「そうだ。だが、一ノ瀬は100%私を頼っているわけじゃないという話だ」
少し晴の事を誤解していた気がする。
108: ◆P8QHpuxrAw[saga]
2014/12/15(月) 23:41:21.99 ID:NiZVZkih0
兎角「勘違いなら、別にいいんだが……」
しえなの微妙な反応に兎角が折れる。
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