6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2014/12/11(木) 17:51:18.35 ID:pTgsfhhR0
「………………」
「………………」
お互い完全に無言
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2014/12/11(木) 17:52:54.70 ID:pTgsfhhR0
しかし困った
このままでは話が進まない
私は頭を抱えた
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2014/12/11(木) 17:54:20.50 ID:pTgsfhhR0
「……………」
再び無言でこちらを見つめてくる深海棲艦
私は絶え絶えの呼吸の中叫んだ
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2014/12/11(木) 17:55:32.10 ID:pTgsfhhR0
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2014/12/11(木) 17:57:11.79 ID:pTgsfhhR0
「北方」
「………?」
「お前さんの呼び名だ。呼び方が分からなければ不便だろう?」
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2014/12/11(木) 17:58:48.21 ID:tL8Rqe3BO
ほっぽちゃんか
期待
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2014/12/11(木) 17:58:58.81 ID:pTgsfhhR0
釣った魚を箱に入れ、再び糸を垂らす
その時北方が私の袖を引っ張った
「なんだ、集中できないからやめてくれ…」
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2014/12/11(木) 18:00:40.53 ID:pTgsfhhR0
エサはその辺で採った虫だが、まさか虫を嫌がるか?
と思ったら、北方は虫入りの箱に手を突っ込み、鷲掴みした
「待て待て、そんなに要らん。一匹で十分だ」
14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2014/12/11(木) 18:02:24.48 ID:pTgsfhhR0
「何をしている!?投げるのは竿じゃなくて針だ!」
濡れた体を拭きながら叫ぶ
「…………?」
15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2014/12/11(木) 18:03:45.28 ID:pTgsfhhR0
「よし、そのまま竿を放すなよ?引いてるタイミングは私が教えるから感覚はその時覚えてくれ」
北方はこちらを見ずに頷き、じっと海面を見ていた
十分もしない頃か、糸を垂らした辺りに水紋が広がったのを私は見逃さなかった
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2014/12/11(木) 18:04:51.01 ID:pTgsfhhR0
その後も北方は次々と大物を釣り上げ、十分な数を手に入れたところでやめさせた
北方の顔は非常に満足気であり、実際片付けの際に楽しかったか?と尋ねると、
「…………!」
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