過去ログ - さやか「絶望?飲み干してやるよ」
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1:名無しNIPPER[saga]
2014/12/22(月) 03:37:39.32 ID:0YwsAJDAO
ほむら「あなたは自分の人生が尊いと思う?」

私の親友に対してそいつはそう質問したらしい。
もっともその事は親友である鹿目まどかから聞いたものだけれど。
謎の転校生、暁美ほむら。
まぁ実際は他の人が囃し立てているだけで謎でもなんでもない。
見た目や性格は何処にでもいるただの地味目の女の子だ。

さやか「で、顔見知りなの?」

まどか「ううん、会ったことないよ」

きょとんとした顔で親友は言う。
それがまどかの可愛いところでもある。
私にも少しくらいこの可愛さがあってもいいのに。
不平等だよねぇ神様は。
ま、平民は平民らしく、農家の子供は農家ですってね。

さやか「あはは、なにそれ」

なーんか、違和感。
変な違和感なんだよな。
今までの私がずっと感じてる。
私が私じゃない感じ。
私は私を第三者目線で見ている。
笑う私も私なんだけれど、それを遠くから冷めた目で眺めている私もいる。
そんな感じ。
中二病かな。
いや、思春期か。


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2:名無しNIPPER[saga]
2014/12/22(月) 03:41:39.85 ID:0YwsAJDAO
そんな冷めた私にも
大事なものか三つだけあったりする。
ひとつは自分。
自分を信じなきゃこの冷めた世界がもっとつまらなくなる。
ひとつは音楽。
以下略



3:名無しNIPPER[saga]
2014/12/22(月) 03:47:24.21 ID:0YwsAJDAO
さやか「帰りにCD屋よってもいい?」

まどか「いいよ」

ほとんどいつもの日課。
以下略



4:名無しNIPPER[saga]
2014/12/22(月) 03:55:25.72 ID:0YwsAJDAO
「助けて」

クラシックのCDを試し聞きしていた私はその声を聞いた。
といってもどうやらまどかに助けを求めていたようだけれど。
だけれど私にも聞こえていた。
以下略



5:名無しNIPPER[saga]
2014/12/22(月) 04:00:23.70 ID:0YwsAJDAO
さやか「追ってきてる…」

走りながら息も絶えだえ、私は事実を述べる。
早いなんてものじゃない。
一つ一つの動きがもはや人間のレベルではない。
以下略



6:名無しNIPPER[saga]
2014/12/22(月) 04:05:14.97 ID:0YwsAJDAO
目の前に現れたのは不気味と言ってもいい足りないような風景。
青は黒く濁り、黄色は緑に明滅し、赤は白く反転する。
言葉にはとても形容できないような風景が目の前に現れたのだ。

まどか「…ど、どこ?ここ…」
以下略



7:名無しNIPPER[saga]
2014/12/22(月) 04:12:30.64 ID:0YwsAJDAO
マミ「もう大丈夫、安心して」

今まさに材木を振り下ろそうとしたその最中。
声を聞いた。
高すぎず低すぎず、とても通る綺麗な声。
以下略



8:名無しNIPPER[sage]
2014/12/22(月) 04:16:24.33 ID:CFHesyqGo
期待


9:名無しNIPPER[sage]
2014/12/22(月) 12:53:45.04 ID:hMdKkHgho
素人の書く地の文って痛々しくて見てられない


10:名無しNIPPER[sage]
2014/12/22(月) 13:21:17.00 ID:MBnzzEajo



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