過去ログ - にこ「あんじゅちゃんと素敵な運命」
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6: ◆2KF.0JG/i6/M[saga]
2014/12/25(木) 20:56:58.73 ID:xHpgljHm0
「……」
閉じていなければ何かしらの悪意ある言葉が出そうだったツバサの口は、呆気に取られるように開いたまま。
一方の英玲奈はポーカーフェイスを崩すことなく、何を考えているか分からない。
7: ◆2KF.0JG/i6/M[saga]
2014/12/25(木) 20:57:37.96 ID:xHpgljHm0
メンバーから外して、新しい子をスカウトして新たに活動するか否か。
私ってば本気で混乱してるみたい。
ツバサは自嘲すると考えるまでもない答えを探そうとしていた自分を恥じた。
8: ◆2KF.0JG/i6/M[saga]
2014/12/25(木) 20:58:13.01 ID:xHpgljHm0
子供の頃から夢だったプロのアイドルになることが現実的になり、少し臆病になっていたのかもしれない。
自分らしさを見失うなんて、それこそアイドル失格。
「私としての意見はこれだけ」
9: ◆2KF.0JG/i6/M[saga]
2014/12/25(木) 20:58:56.14 ID:xHpgljHm0
射抜く程強い視線を受け、それでもあんじゅの瞳は揺れ動くことはない。
「彼氏ならぬ彼女ね。天然だと思ってたけどまさかそっちに走るとは考えもしなかった」
「私だってあの子に逢うまで想像してなかったわ」
10: ◆2KF.0JG/i6/M[saga]
2014/12/25(木) 20:59:49.46 ID:xHpgljHm0
「でも、」
「でもじゃないわ。もうこの話はおしまいよ。練習方法も色々と改善しないといけないわね」
「練習方法を?」
11: ◆2KF.0JG/i6/M[saga]
2014/12/25(木) 21:00:31.72 ID:xHpgljHm0
「当然ながら今までよりも振り付けを覚える時間も短縮されるから精神的に過酷になるかもしれない」
「でもそういうのを乗り越えて、当たり前にこなせるようになって本物のアイドルと呼べるようになると思うの」
前々から考えていたのだと思わせる堂々としたツバサの意見。
12: ◆2KF.0JG/i6/M[saga]
2014/12/25(木) 21:01:11.66 ID:xHpgljHm0
「まだ経験したことないけど、恋するとどうしようもないって聞いてるしね。しょうがないわよ」
「是非今度あんじゅを篭絡したという少女をここに連れてきて欲しいな」
「それいいわね。私も是非会ってみたいわ」
13:名無しNIPPER[sage]
2014/12/25(木) 21:02:47.50 ID:mefGZr9Lo
新作か
期待
14:名無しNIPPER[sage]
2014/12/25(木) 21:16:05.02 ID:Sk7tGtt9O
続編待ってたよー
乙です
15:名無しNIPPER
2014/12/26(金) 13:11:35.14 ID:E26yCGJ00
新作待ってました!!!!
16:名無しNIPPER[sage]
2014/12/26(金) 19:09:14.03 ID:ic2mphEt0
乙、前作も非常によかったので期待
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