51: ◆P8QHpuxrAw[saga]
2014/12/30(火) 20:38:48.43 ID:rJFs5URi0
春紀も敵とはいえ、哀れに思ったのかセンターラインまで出てしえなを心配そうに見ている。
春紀「お前もう早めに外野に出ておいた方が多分安全だぞ……」
52: ◆P8QHpuxrAw[saga]
2014/12/30(火) 20:42:18.63 ID:rJFs5URi0
純恋子「わたくしが代わりに入りますわ」
しえなの代わりに純恋子が優雅に内野へと入る。
53: ◆P8QHpuxrAw[saga]
2014/12/30(火) 20:45:20.38 ID:rJFs5URi0
兎角「行くぞ、一ノ瀬」
晴「はい!」
54: ◆P8QHpuxrAw[saga]
2014/12/30(火) 20:48:04.95 ID:rJFs5URi0
身をよじって何とか体には当たらなかったものの、浮いた指先をボールがわずかにかすめた。
鳰「兎角さんアウトー」
55: ◆P8QHpuxrAw[saga]
2014/12/30(火) 20:59:01.45 ID:rJFs5URi0
そのボールの勢いに伊介は焦りを露わにし、純恋子に視線を移す。
純恋子「あら」
56: ◆P8QHpuxrAw[saga]
2014/12/30(火) 21:03:49.28 ID:rJFs5URi0
力強く、それでいて上品に、純恋子は一歩足を踏み出して女性らしく腕を振った。
しかしそんなモーションからのボールの勢いはあまりに予想外だった。
57: ◆P8QHpuxrAw[saga]
2014/12/30(火) 21:08:36.95 ID:rJFs5URi0
伊介はぞっとした様子で純恋子を見つめ、にこやかに返してくる笑顔を体をずらして避ける。
春紀に当たったボールは外野に流れ、兎角がそれを手にしていた。
58: ◆P8QHpuxrAw[saga]
2014/12/30(火) 21:15:16.16 ID:rJFs5URi0
伊介の見栄には耳を傾けず、強い視線を返すと伊介も渋々兎角のパスを受け取るために身構えた。
伊介「まぁいいわ。勝たなければ意味がないもの♥」
59: ◆P8QHpuxrAw[saga]
2014/12/30(火) 21:19:40.77 ID:rJFs5URi0
伊介「チャンスよ、東さん!!」
兎角「……それっ……」
60: ◆P8QHpuxrAw[saga]
2014/12/30(火) 21:24:45.98 ID:rJFs5URi0
アウトを取った兎角は内野へと戻り、晴は外野へと移動する。
涼「では、一ノ瀬の代わりにわしが入ろう」
61: ◆P8QHpuxrAw[saga]
2014/12/30(火) 21:29:20.73 ID:rJFs5URi0
乙哉「そうだねー。悪くないね」
乙哉は落ちたボールを拾い、兎角達に向けてボールを構えた。
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