過去ログ - 澪「ずっと、あなたが好きだった。」
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15:名無しNIPPER[saga]
2015/01/15(木) 22:37:49.02 ID:Y0jxl3IJ0


そんな私と反対に彼は…私の「恋人」はそうではなかった。
たぶん…本当に恋をしていた。

以下略



16:名無しNIPPER[saga]
2015/01/15(木) 22:38:28.62 ID:Y0jxl3IJ0

*****

1月14日、夜。律とのメール。

以下略



17:名無しNIPPER[saga]
2015/01/15(木) 22:39:06.86 ID:Y0jxl3IJ0
*****

社会に出てから、私は何人の異性と付き合っただろうか。
年齢を重ねるに連れて、どうやら私は異性の目から見てなかなか魅力的に見えるらしい、ということを学んだ。
それと同時に付き合い方、あしらい方も覚えていった。
以下略



18:名無しNIPPER[saga]
2015/01/15(木) 22:39:39.64 ID:Y0jxl3IJ0


私が付き合った相手は、全員向こうから言い寄ってきたくせに、
別れを告げるのも全て相手からだった。
いや違った。
以下略



19:名無しNIPPER[saga]
2015/01/15(木) 22:40:26.18 ID:Y0jxl3IJ0
*****

1月15日。

雪はやんでいる。
以下略



20:名無しNIPPER[saga]
2015/01/15(木) 22:40:58.33 ID:Y0jxl3IJ0
*****

私に好意の眼差しを向けてくる相手は、異性に限らなかった。

女子高女子大と7年間女の園で暮らしていたから、
以下略



21:名無しNIPPER[saga]
2015/01/15(木) 22:41:32.17 ID:Y0jxl3IJ0
*****

そんな私の前に現れたのは高校時代の同級生、佐々木曜子だった。

恥ずかしい思い出を披露すると、高校時代の私にはファンクラブなるものが存在した。
以下略



22:名無しNIPPER[saga]
2015/01/15(木) 22:42:14.51 ID:Y0jxl3IJ0


どうせ予定はなくなったのだ。私は彼女の申し出を受けた。


以下略



23:名無しNIPPER[saga]
2015/01/15(木) 22:43:04.10 ID:Y0jxl3IJ0


十年だぞ。
人が変わるには十分すぎる時間だ。
でも、高校時代の私は、いつかこんな映画みたいな恋をするんだって、
以下略



24:名無しNIPPER[saga]
2015/01/15(木) 22:43:31.70 ID:Y0jxl3IJ0


「映画にレストラン、最後はバー。いかにも定番のデートコースね」

「…そうだな」
以下略



25:名無しNIPPER[saga]
2015/01/15(木) 22:43:59.58 ID:Y0jxl3IJ0


その時付き合っていた相手は、本を読むことが好きな、のんびりとして穏やかな男だった。
毎日真面目に働き、帰宅して料理を作り、洗濯を欠かさず、休みの日には部屋をきれいに掃除して整理整頓を怠らず、少しの余暇に読書を楽しむ男だった。

以下略



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