過去ログ - 八幡「気の向くまま過ごしてた二人だから」雪乃「そうね」
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37
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名無しNIPPER
[sage]
2015/01/31(土) 20:17:05.40 ID:nN9UPUbAO
読んでて怖いな……
支援
38
:
◆.6GznXWe75C2
[saga]
2015/01/31(土) 20:17:06.84 ID:BhSZj49po
いつの間に空になっていた茶碗を置き、上着を羽織る。
雪乃「ちょっと、どこに行くの!?」
八幡「……今日は帰らねぇから」
以下略
39
:
◆.6GznXWe75C2
[saga]
2015/01/31(土) 20:17:47.55 ID:BhSZj49po
>>37
支援どうもです
40
:
◆.6GznXWe75C2
[saga]
2015/01/31(土) 20:18:21.04 ID:BhSZj49po
――
――――
男『雪ノ下さんさ、彼氏とかいんの?』
以下略
41
:
◆.6GznXWe75C2
[saga]
2015/01/31(土) 20:18:49.19 ID:BhSZj49po
雪乃『……?』
男『何か弱みでも握られてるんじゃないのか? じゃなきゃ雪ノ下さんみたいな美人があんなやつと――』
その時に、頭の中でプツンと、何かが切れる音がした。
以下略
42
:
◆.6GznXWe75C2
[saga]
2015/01/31(土) 20:19:28.72 ID:BhSZj49po
――
――――
雪乃「……どうして、こんなことに」
以下略
43
:
◆.6GznXWe75C2
[saga]
2015/01/31(土) 20:19:56.11 ID:BhSZj49po
――いや、そうではない。
それもまた私の思い込みであって、本当にそうなのかはわからない。もっと言ってしまえば、私が彼を信じきれなかったことの方がよっぽど問題だったのだ。
彼がそのような選択肢を選ばない可能性だって十分にあり得た。彼だってあの頃とはまた違っているのだから。なのにそれを信じられず、自分から離れていく未来を恐れたのが、きっと間違いだったのだ。
以下略
44
:
◆.6GznXWe75C2
[saga]
2015/01/31(土) 20:20:22.60 ID:BhSZj49po
――
――――
勝手に期待して勝手に理想を押し付けて勝手に理解した気になって、それでいざ違うとわかると人はこう言う。
以下略
45
:
◆.6GznXWe75C2
[saga]
2015/01/31(土) 20:20:49.03 ID:BhSZj49po
――
――――
八幡「…………」ガチャッ
以下略
46
:
◆.6GznXWe75C2
[saga]
2015/01/31(土) 20:21:23.23 ID:BhSZj49po
数週間後。
八幡「……なぁ」
雪乃「何かしら?」
以下略
47
:
◆.6GznXWe75C2
[saga]
2015/01/31(土) 20:21:50.15 ID:BhSZj49po
あれから俺たちは、『あの事』について話すことはなかった。一度機会を逃してしまったせいで、一種の禁句に近いものとなってしまったのだ。
いつか話そう。その時は別に今でなくてもいいはずだと。そう自分に言い聞かせていた結果がこれだ。
そのせいもあってか、ここ最近は話すのも、どこかぎこちなくなっているように思える。互いに触れてはならない事柄を避けることが頭の中にあるからなのだろうか。
以下略
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