過去ログ - 響「輝きの向こう側は…」
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20:魔法をかけて
2015/02/05(木) 11:46:03.88 ID:cXoZSP9h0
そんな苦悩の日々を過ごしている中、私はある人物と出会った。

暗い夜道、私の気分と同じだった。私は一人帰路についていた。事務所を窮地から救う方法を考えてみるが何も思いつかない。プロデューサーならどうするか、春香ならどうするか、そんなことを思っても時間の無駄だった。ため息を付いて前を見る。そこには一人の女性が立っている。ポツリとついている街灯よりも月に反射されていた彼女の銀色の髪は輝いていた。私のいる真っ暗な道と彼女の月明かりに照らされた道、それはまるで私との格の違いを魅せられているようで気分が悪かった。

?「お久しぶりですね。如月千早」
以下略



21:魔法をかけて
2015/02/05(木) 11:46:37.25 ID:cXoZSP9h0
貴音「この前お話した件考えてくださいましたか?」

彼女がこちらを見る。その姿は美しく、妖艶で華麗だった。

千早「気持ちは変わりません。お話した通りです。私は765プロから移る気はありません!」
以下略



22:魔法をかけて
2015/02/05(木) 11:47:08.73 ID:cXoZSP9h0
現実を叩きつけられ何も言葉が出なかった。彼女の言う通り今週の仕事もゼロ。

来週も予定もなく、来月まで事務所が経営できているかどうかさえ不明だった。

私はなんの解決策もなく、ただ夢物語を四条さんに話していただけだった。夢を叶えるどころか叶える場所すらも失ってしまう。私は優が死んでから闇雲に歌っていたことを思い出した。あの時も最後には居場所を失った。今度は手を差し伸べてくれるプロデューサーもいない。私はあの頃と何も変わらないまま終わってしまうのか。そう考えると自分がとても惨めな存在に感じた。
以下略



23:魔法をかけて
2015/02/05(木) 11:47:42.99 ID:cXoZSP9h0
貴音「だからこそ、最高の演出をするのです。貴方の全力の力で元同僚を叩き潰すのです!!」

千早「えっ!!」

そんなこの人は一体何を言っているの?私の手で美希を潰すなんてありえない。
以下略



24:名無しNIPPER[sage]
2015/02/05(木) 12:05:24.08 ID:0EByE+jcO
とりあえず一つの文が長すぎるから切り離しながら(改行するなり)書けば読みやすいと思うよ


25:名無しNIPPER[sage]
2015/02/05(木) 13:17:09.21 ID:gpy4xc9UO
今日の指摘厨の標的スレはここですか?


26:名無しNIPPER[sage]
2015/02/05(木) 21:20:32.76 ID:XEsIeHsD0
続きは気になるが、ちと読みにくいな。
時々、改行入れるなり、ブロックで分けるなりするといいとおも


27:魔法をかけて
2015/02/06(金) 14:22:19.32 ID:Bh2xirDv0
コメントありがとうございます。
もっと読みやすいように頑張ります!


28:魔法をかけて
2015/02/06(金) 14:22:55.79 ID:Bh2xirDv0
伊織『あぁ、人生に涙あり』

やかましく目覚ましが鳴る。静寂の世界を一気に壊される。
部屋の気温は低く、まだ起きることを躊躇させるほどの寒さだった。

以下略



29:魔法をかけて
2015/02/06(金) 14:23:27.90 ID:Bh2xirDv0
もちろん朝食も抜きだ。初めは朝食を食べないなんて信じられなかったが慣れてしまえば意外と平気なものだった。
いつもの上着を着て、カバンを肩からかける。

伊織「よいしょっと…」
玄関の扉を開ける。古びたドアは軋む音を立てながら開く。
以下略



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