過去ログ - 響「輝きの向こう側は…」
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22:魔法をかけて
2015/02/05(木) 11:47:08.73 ID:cXoZSP9h0
現実を叩きつけられ何も言葉が出なかった。彼女の言う通り今週の仕事もゼロ。

来週も予定もなく、来月まで事務所が経営できているかどうかさえ不明だった。

私はなんの解決策もなく、ただ夢物語を四条さんに話していただけだった。夢を叶えるどころか叶える場所すらも失ってしまう。私は優が死んでから闇雲に歌っていたことを思い出した。あの時も最後には居場所を失った。今度は手を差し伸べてくれるプロデューサーもいない。私はあの頃と何も変わらないまま終わってしまうのか。そう考えると自分がとても惨めな存在に感じた。
以下略



23:魔法をかけて
2015/02/05(木) 11:47:42.99 ID:cXoZSP9h0
貴音「だからこそ、最高の演出をするのです。貴方の全力の力で元同僚を叩き潰すのです!!」

千早「えっ!!」

そんなこの人は一体何を言っているの?私の手で美希を潰すなんてありえない。
以下略



24:名無しNIPPER[sage]
2015/02/05(木) 12:05:24.08 ID:0EByE+jcO
とりあえず一つの文が長すぎるから切り離しながら(改行するなり)書けば読みやすいと思うよ


25:名無しNIPPER[sage]
2015/02/05(木) 13:17:09.21 ID:gpy4xc9UO
今日の指摘厨の標的スレはここですか?


26:名無しNIPPER[sage]
2015/02/05(木) 21:20:32.76 ID:XEsIeHsD0
続きは気になるが、ちと読みにくいな。
時々、改行入れるなり、ブロックで分けるなりするといいとおも


27:魔法をかけて
2015/02/06(金) 14:22:19.32 ID:Bh2xirDv0
コメントありがとうございます。
もっと読みやすいように頑張ります!


28:魔法をかけて
2015/02/06(金) 14:22:55.79 ID:Bh2xirDv0
伊織『あぁ、人生に涙あり』

やかましく目覚ましが鳴る。静寂の世界を一気に壊される。
部屋の気温は低く、まだ起きることを躊躇させるほどの寒さだった。

以下略



29:魔法をかけて
2015/02/06(金) 14:23:27.90 ID:Bh2xirDv0
もちろん朝食も抜きだ。初めは朝食を食べないなんて信じられなかったが慣れてしまえば意外と平気なものだった。
いつもの上着を着て、カバンを肩からかける。

伊織「よいしょっと…」
玄関の扉を開ける。古びたドアは軋む音を立てながら開く。
以下略



30:魔法をかけて
2015/02/06(金) 14:23:58.39 ID:Bh2xirDv0
ブーツの踵の音が静かな町並みに響いているような気がして少し気分がよかった。
もう少し早起き出来ればもっといい気持ちで通勤できただろうか。そんなことを考えながら私は歩幅を広げた。

あのフェスから二カ月がたった。
大きな変化が765プロの全員に起こった。そしてそれはもちろん私も例外ではなかった。
以下略



31:魔法をかけて
2015/02/06(金) 14:24:26.75 ID:Bh2xirDv0
事務所までの道のりはバスで二駅のところにあるが、給料日前の私にはそのお金すらも惜しいものに感じた。
お金がないわけではないが節約に越したことはない。

伊織「だからって二駅歩くのはしんどいわね…」

以下略



32:魔法をかけて
2015/02/06(金) 14:25:05.99 ID:Bh2xirDv0
今の私には送り迎えをするリムジンも朝食のビュッフェも執事の新堂もいなかった。

私は水瀬を捨て、一人のアイドルとして新たな生活を始めた。
それが765プロを辞めた私の変化だった。

以下略



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