8:名無しNIPPER[saga]
2015/02/20(金) 02:32:07.36 ID:YN4vLNeW0
  
 「そ…そりゃ、咲よりは知らないかもしれないけど。私だって照おねーちゃんの事、多少は…」 
  
 「ふーん。自分の母親の事も良く分かってない癖に、そんな事言っちゃうんだ」 
  
9:名無しNIPPER[saga]
2015/02/20(金) 02:34:29.20 ID:YN4vLNeW0
  
 お姉ちゃんが東京に越す?何で? 
  
 明日?何でそんなに突然? 
  
10:名無しNIPPER[saga]
2015/02/20(金) 02:36:11.37 ID:YN4vLNeW0
  
 その後、姉は一言も私とは話さずに。 
  
 私がぶつける質問に対して一つも返事をくれずに。 
  
11:名無しNIPPER[saga]
2015/02/20(金) 02:39:03.04 ID:YN4vLNeW0
  
 彼女を見送ることなく私は部屋に戻った。 
  
 二人分の部屋だったその部屋は、昨日とはまるで打って変わってしまっていた。 
  
12:名無しNIPPER[saga]
2015/02/20(金) 02:40:19.93 ID:YN4vLNeW0
  
 姉がいなくなって暫く立ち、私は中学二年生となった夏。 
  
 姉がいないという現実をある程度は受け止め、私は前へと進んでいた。 
  
13:>>12 ×立ち ○経ち[saga]
2015/02/20(金) 02:42:17.31 ID:YN4vLNeW0
  
  
 ドクン。 
  
  
14:名無しNIPPER[saga]
2015/02/20(金) 02:44:09.03 ID:YN4vLNeW0
  
 だが、大事なのは、彼女がこれから個人戦とやらに出るという情報。 
  
 それさえ分かれば、会場や日程を調べることが出来る。 
  
15:名無しNIPPER[saga]
2015/02/20(金) 02:46:13.12 ID:YN4vLNeW0
  
 「うわー。見て見て京ちゃん。ビルがいっぱい!」 
  
 「はいはいお姫様。いっぱいで良かったですね」 
  
16:名無しNIPPER[saga]
2015/02/20(金) 02:48:09.96 ID:YN4vLNeW0
  
 「しかしお前がこんな行動的だったとはなぁ」 
  
 「えー?」 
  
17:名無しNIPPER[saga]
2015/02/20(金) 02:48:39.26 ID:YN4vLNeW0
  
  
 そして、私は彼女と再会した。 
  
  
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