1:名無しNIPPER[saga]
2015/02/20(金) 02:18:32.13 ID:YN4vLNeW0
―唇が。
指先が。
悪戯な姉が―
絡みついて
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2:名無しNIPPER[saga]
2015/02/20(金) 02:20:04.78 ID:YN4vLNeW0
久「さ、明日の決勝についての話し合いを始めるわよ!」
3:名無しNIPPER[saga]
2015/02/20(金) 02:22:06.89 ID:YN4vLNeW0
彼女は言った。私に妹はいないと。
なら、ここにいる彼女の妹である私は誰?
4:名無しNIPPER[saga]
2015/02/20(金) 02:24:26.17 ID:YN4vLNeW0
私たち宮永姉妹は、とても仲が良い姉妹であった。
何をするにも姉妹一緒で、その仲睦まじさは、近所でも有名であった。
5:名無しNIPPER[saga]
2015/02/20(金) 02:26:10.23 ID:YN4vLNeW0
部屋に戻った私たちは、無言のままそれぞれの布団に潜り込んだ。
男と女の秘め事をこの目で目撃したという衝撃からか、目が冴えてしまって眠れない。
6:名無しNIPPER[saga]
2015/02/20(金) 02:28:04.93 ID:YN4vLNeW0
元凶の一端とも言える姪の母と姪が帰り、宮永家に日常が戻ってきてからも、私たちの関係が戻ることはなかった。
夜になれば言葉を交わさずとも、姉が私の布団に潜り込み事に及ぶ。
7:名無しNIPPER[saga]
2015/02/20(金) 02:30:04.94 ID:YN4vLNeW0
その日のことははっきりと覚えている。
いつもなら姪とその母が来る日は、一家を上げて大歓迎するのだが、この日は違った。
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