過去ログ - 夜更けの影送り 百合ver
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1: ◆/BueNLs5lw[saga]
2015/03/08(日) 00:03:54.38 ID:1QR5mBl70
百合 ちーちゃんとかよちゃんが大人になってからの話
書き溜めたり構想を練るのが苦手ですので、のろのろ更新予定

1作目「昼下がりの中学生 百合ver」
2作目マネージャー「うっ……やば、おえっ」後輩「ちょ、ちょっとだめえ!!」
3作目「夜更けの影送り 百合ver」

※上記2作を読まないと話がよくわからないのん



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2: ◆/BueNLs5lw[saga]
2015/03/08(日) 00:07:32.09 ID:1QR5mBl70
Beautiful dreamer, wake unto me,
Starlight and dewdrops are waiting for thee;
Sounds of the rude world, heard in the day,
Lull'd by the moonlight have all pass'd away!
Beautiful dreamer, queen of my song,
以下略



3: ◆/BueNLs5lw[saga]
2015/03/08(日) 00:14:37.74 ID:1QR5mBl70
耳が痛い。
首が締まっている。
コードだ。
明るい。眩しい。
部屋の電気を消さずに寝たんだ。
以下略



4: ◆/BueNLs5lw[saga]
2015/03/08(日) 00:25:01.26 ID:1QR5mBl70
半眼で、ボール型の電波時計を見た。
まだ、朝の4時だ。
夢の内容が朝明けの街灯のように掻き消えていく。
そんなこと現実にはない。
あってたまるか。
以下略



5: ◆/BueNLs5lw[saga]
2015/03/08(日) 00:26:17.10 ID:1QR5mBl70
今日は眠いのでここまでです
続きはまた明日くらいです



6:名無しNIPPER[sage]
2015/03/08(日) 01:21:31.69 ID:23JgM8Ieo
きたか


7: ◆/BueNLs5lw[saga]
2015/03/08(日) 11:41:56.91 ID:1QR5mBl70
今日は妙にしゃっきりしない。昨日、夜バスの練習に行ってないからか。
それとも、朝食を抜いたからか。纏わりつくような気だるさが集中力を削り、目の前の処理を遅らせている。
何より夕方から他店舗視察のための出張がある。
これのせいだ。
明らかに。
以下略



8: ◆/BueNLs5lw[saga]
2015/03/08(日) 11:54:45.36 ID:1QR5mBl70
わき目に、ひしゃげたホッチキスの芯がいくつか落ちていた。

「へったくそか」

「す、すいません……」
以下略



9: ◆/BueNLs5lw[saga]
2015/03/08(日) 12:35:20.18 ID:1QR5mBl70
転がるように、印刷室から飛び出していく。
どうせ、15分はかかるだろう。
相変わらず、どこか抜けている。

「……はあ」
以下略



10: ◆/BueNLs5lw[saga]
2015/03/08(日) 12:35:50.90 ID:1QR5mBl70
続きは夕方か夜に


11:名無しNIPPER[sage]
2015/03/08(日) 16:03:55.04 ID:izZcCQNlO
待ってました!
今回も楽しみにしてます


12: ◆/BueNLs5lw[saga]
2015/03/08(日) 22:51:04.89 ID:1QR5mBl70
かやは私の4つ上だった。
お隣さんで、昔から仕事で家を空けがちな母の代わりにお世話をしてくれていた。
当時、中学生だった私は、大学生の彼女の手をよく焼かせていた。

結婚したのは、確か、彼女が27。
以下略



13: ◆/BueNLs5lw[saga]
2015/03/08(日) 23:01:48.74 ID:1QR5mBl70
かやのことは今でも好きだ。愛している。
けれど、失恋なんて日にち薬だ。
時が経てば忘れる。そんなものに気を取られている間に、
目の前のチャンスを逃してしまうかもしれない。

以下略



14: ◆/BueNLs5lw[saga]
2015/03/08(日) 23:15:51.79 ID:1QR5mBl70
その頃、おばあも腰が痛いと言って、ベッドの上にいる時間が長くなっていた。
私もたまに伊藤家に転がり込んで、おばあの歩行機能が落ちてしまわないように、
一緒にリハビリがてら犬の散歩なんかに出掛けていた。

おばあは、
以下略



15: ◆/BueNLs5lw[saga]
2015/03/08(日) 23:18:20.87 ID:1QR5mBl70
>>14
訂正→かやちゃんが、隣に住んでたら安心とか。
→ちーちゃんが、隣に――。


以下略



16:名無しNIPPER[sage]
2015/03/08(日) 23:38:15.31 ID:izZcCQNlO
大逆転が待ってるみたいなのでそれを糧に待ってます


17:名無しNIPPER[sage]
2015/03/12(木) 21:34:28.65 ID:kbtQlBoJ0
乙です
既に波乱ありそうな空気醸し出してて、非常に先が気になります


18: ◆/BueNLs5lw[sage saga]
2015/03/15(日) 01:29:29.88 ID:nM/hpqdN0
この間送られてきたメールには、窓から撮ったであろう虹の写真が映っていた。
少しブレていたけれど、街の上にかかる七色の橋は綺麗だった。
見たことのないベランダ。窓枠からの景色。
山の上にあるお城。その先の海辺。
端に映る洗濯物。
以下略



19: ◆/BueNLs5lw[sage]
2015/03/21(土) 12:53:56.32 ID:3oDo0G9g0
「楽しみですね。私、初めてなんです」

「観光じゃないけど」

「わかってますよ」
以下略



20: ◆/BueNLs5lw[sage]
2015/03/21(土) 13:27:39.93 ID:3oDo0G9g0
と、そう言えば。

「ゆき」

「はい?」
以下略



21: ◆/BueNLs5lw[saga]
2015/03/21(土) 19:00:31.58 ID:3oDo0G9g0
ゆきは人懐っこい性格だった。
初対面には多少人見知りすることもあるが、
最近は仕事とプライベートを――たぶん分けることができていると思う。

ゆきが私の下につくようになったのは、
以下略



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