過去ログ - 咲「誰よりも強く。それが、私が麻雀をする理由だよ」
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962: ◆JzBFpWM762[saga]
2016/01/12(火) 23:36:04.01 ID:wCVwz0P2o
「あっ、ゲームセンター」

ビルの一角を占める活気づいた区画に入るなり、ネリーが口を開いた。

ゲームセンター。そこそこ人気のある、所狭しとゲームの筐体や何やが立ち並ぶ都内の繁華街によく見られるそれと似たような印象を受ける場所だった。
以下略



963: ◆JzBFpWM762[saga]
2016/01/12(火) 23:37:15.81 ID:wCVwz0P2o
「写真?」

一枚の写真だった。疑問をそのまま口にした咲に向けてそれの表面が掲げられる。

そして見せられた写真に写ったものを目にして、「えっ……」と咲が漏らした。
以下略



964: ◆JzBFpWM762[saga]
2016/01/12(火) 23:38:03.47 ID:wCVwz0P2o
(ゲ、ゲームセンターにいる人って恐い人とかいないかな……)

と、平静そうな表情を浮かべる内心びくついていた。

けれど、後ろにいる青年たちの存在を思い出す。
以下略



965: ◆JzBFpWM762[saga]
2016/01/12(火) 23:38:41.27 ID:wCVwz0P2o
『ごめんね。心配してくれてるのかもしれないけど』

ネリーは迷う素振りも見せずそう言った。

『今日……今夜を使う機会があるのにみすみすムダにするなんてこと、ネリーはしたくない。時は金なり。できる事があるのにじっとしてるっていうのも、ネリーの性に合わない』
以下略



966: ◆JzBFpWM762[saga]
2016/01/12(火) 23:39:45.71 ID:wCVwz0P2o
半時間後、咲はゲームセンター近くの通路の道沿いにある女子トイレの中にいた。

「はあ……私って頻尿なのかなあ……?」

そこそこ綺麗に清掃されたトイレの、化粧直しなどもできる手洗い場。そこの鏡と向き合いながら、咲は鏡に映る自分に問いかける。
以下略



967: ◆JzBFpWM762[saga]
2016/01/12(火) 23:40:23.14 ID:wCVwz0P2o
「………………死にたい」

羞恥心のフィラメントが焼き切れた咲は、もはや七二〇度回って冷静な状態で呟く。

未だかつてこんな類の羞恥を味わわされたことがあっただろうか……いや、ない。
以下略



968: ◆JzBFpWM762[sage]
2016/01/12(火) 23:42:06.07 ID:wCVwz0P2o
正月のだらけ気分が抜けなくてきつい…また正月こないですかね…
ここまで


969:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[sage]
2016/01/12(火) 23:49:52.46 ID:dwgGD+rvO
おつおつ


970:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[sage]
2016/01/12(火) 23:58:04.22 ID:LDtx7bJ+O

咲さんピンチ!


971:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[sage]
2016/01/13(水) 00:12:12.54 ID:Xx3o38pRO
2スレ目いったか、乙です


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