過去ログ - 佐々木「一つ、お願いがあるんだ」
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127:名無しNIPPER[saga]
2015/03/29(日) 01:28:10.95 ID:IwlMUGAtO

ハンマーのような青白い光がハルヒ目がけて振り下ろされる。

気づいたら俺はハルヒを突き飛ばし、神の鉄槌は入れ変わった標的をそのまま捉えていた。

以下略



128:名無しNIPPER[saga]
2015/03/29(日) 01:28:51.63 ID:IwlMUGAtO

「な、なんでお前が、ここに居るんだ」

「あなたの――情報――」

以下略



129:名無しNIPPER[saga]
2015/03/29(日) 01:29:42.85 ID:IwlMUGAtO

薄暗い空を紅の光球が駆け巡り、光の巨人の意識を俺たちから逸らすように陽動している。

神人たちが目標を変更してその重心を上げた瞬間、一斉に赤色光が神人の足元を一直線に攻撃した。

以下略



130:名無しNIPPER[saga]
2015/03/29(日) 01:30:48.83 ID:IwlMUGAtO

「ありがとう、古泉。本当に助かった」

「そう殊勝な態度を取られると困りますね。何も言えなくなってしまうじゃないですか」

以下略



131:名無しNIPPER[saga]
2015/03/29(日) 01:31:16.76 ID:IwlMUGAtO

「あたし何してたんだろう。この変な世界に来てからなんかこう、もやもやして頭が真っ白になって。

 学校に入ろうとしたところまでは覚えてるんだけど、なんで校庭に居るのよ」

以下略



132:名無しNIPPER[saga]
2015/03/29(日) 01:31:48.97 ID:IwlMUGAtO

「あたし、キョンのことが好き」

俺が何も言えずにいると、ハルヒの頬に朱が差し込んでいく。

以下略



133:名無しNIPPER[saga]
2015/03/29(日) 01:32:31.35 ID:IwlMUGAtO

「言われてみればそうなるのかもしれん」

「それで最近暗い顔してた訳ね。ならあたしが慰めてあげてもいいわよ?」

以下略



134:名無しNIPPER[saga]
2015/03/29(日) 01:33:01.92 ID:IwlMUGAtO

「起きてくれ、キョン」

頭に心地良く響くその声に応えるように瞼を開くと、寝る前と何も変わらない天井が広がっていた。

以下略



135:名無しNIPPER[saga]
2015/03/29(日) 01:35:59.60 ID:IwlMUGAtO

古泉と言えば、あの空間に出没した九曜について少しばかり聞いてみたのだが、

曰く、あれは九曜そのものではなく神人の一種に過ぎないとのことだ。

以下略



136:名無しNIPPER[saga]
2015/03/29(日) 01:38:33.56 ID:IwlMUGAtO

適当に支度を済ませて、いつものように自転車を走らせて駅前に向かう。

駐輪場で空きスペースを探していると、期待したタイミングと寸分の狂いも無く、背後から声をかけられた。

以下略



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