過去ログ - 佐々木「一つ、お願いがあるんだ」
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33:名無しNIPPER[sage]
2015/03/28(土) 22:03:36.87 ID:EoLsqN6VO
この佐々木さん猛烈に可愛いぞ


34:名無しNIPPER[saga]
2015/03/28(土) 22:04:03.24 ID:jVBRPo/YO

佐々木はその双眸を俺に向け、挑むような面持ちでこう続けた。

「それに僕も変わったんだ。ヒトは理性だけで生きる訳じゃない。人生のスパイスとして情緒も大切だ。

以下略



35:名無しNIPPER[sage]
2015/03/28(土) 22:05:03.85 ID:yPT3JmnSO
佐々木かわいいなあ
さすが自転車の荷台というオプション付けたら朝倉涼子さんとガチに戦えるだけある


36:名無しNIPPER[saga]
2015/03/28(土) 22:06:16.64 ID:jVBRPo/YO

「そこで改めて、親友のキミに相談がある。どうだろう、付き合ってみても良いだろうか?」

ダメだ。ダメに決まってるだろ。だが果たして何を根拠にそれを言うんだ?

以下略



37:名無しNIPPER[saga]
2015/03/28(土) 22:07:29.32 ID:jVBRPo/YO

「佐々木!」

良いわけねえだろ!こんちくしょう! 唸るように喉を絞ると予定以上にデカい声が部室に響いた。

以下略



38:名無しNIPPER[saga]
2015/03/28(土) 22:09:40.24 ID:jVBRPo/YO

「あーなんだ、絶対にダメなんだ」

「要領を得ないな。もう一度聞くが理由は何なんだい?」

以下略



39:名無しNIPPER[saga]
2015/03/28(土) 22:11:51.49 ID:jVBRPo/YO

静寂に包まれ、起動中のパソコンのファンの音が異様に大きく感じる。

「やれやれ、困ったことになったね」

以下略



40:名無しNIPPER[saga]
2015/03/28(土) 22:13:24.10 ID:jVBRPo/YO

「マジかよ」

「言ってないなら改めてちゃんと言う必要があると思うね、なんだか知らないが」

以下略



41:名無しNIPPER[saga]
2015/03/28(土) 22:15:18.15 ID:jVBRPo/YO

「というかお前、俺のこと好きだったのかよ」

「気づかない方がどうかと思うけれどね。僕なりにこの数か月、必死にアピールしていたのに」

以下略



42:名無しNIPPER[saga]
2015/03/28(土) 22:17:42.59 ID:jVBRPo/YO

「それは秘密ということにしておこう」

佐々木は今日一番の笑顔でウィンクすると、軽い足取りで部屋から出て行った。

以下略



43:名無しNIPPER[saga]
2015/03/28(土) 22:18:37.72 ID:jVBRPo/YO

恋仲になったからと言って、俺たちの間で殊更に変わったことは無かった。

と思っていたのだが、数日後の昼休み中、国木田に突然、

以下略



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