過去ログ - P「伊織か?」伊織「お兄様!?」 Re:
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406: ◆K6RctZ0jT.[saga]
2015/04/19(日) 11:09:04.61 ID:Uu68IzgT0
P「いや、こういう時は飲んで忘れよう。携帯を持っていくのは忘れちゃダメだけど……」

あずさは浮かない顔だ。やはり自分の落ち度を責めているのだろう。

あずさ「でも、私は……」
以下略



407: ◆K6RctZ0jT.[saga]
2015/04/19(日) 11:09:38.18 ID:Uu68IzgT0
あずさ「子供みたいなこと言ってごめんなさい。……帰りましょう」

P「そうしようか」

俺はあずさの手を引いて車まで向かう。
以下略



408: ◆K6RctZ0jT.[saga]
2015/04/19(日) 11:10:14.82 ID:Uu68IzgT0
その後、律子から仕事の話を聞かされる三人。

この二週間でミニライブもあと四つ控えている。

メンバーは意気込み、そのまま解散となった。
以下略



409: ◆K6RctZ0jT.[saga]
2015/04/19(日) 11:10:42.93 ID:Uu68IzgT0
さて、駅前まで着いたのだが、あずさといえばまだ寝ぼけているのか、あっちへふらふら、こっちへふらふら……。

P「こらこら、どっちに行くんだ?」

あずさ「プロデューサーさん。私、こっちが近道だと思うんです」
以下略



410: ◆K6RctZ0jT.[saga]
2015/04/19(日) 11:11:10.98 ID:Uu68IzgT0
あずさ「こうすれば、もっとそれっぽく見えるでしょうか?」

そう言って腕に抱き付くあずさ。

ふんわりとしたいい香りに、女性特有の柔らかな体。
以下略



411: ◆K6RctZ0jT.[saga]
2015/04/19(日) 11:11:38.77 ID:Uu68IzgT0
ここまで来れば、もう手を離したって、さすがに迷わない。

駅前からは少し離れたBARに入り、テーブルに案内してもらう。

お酒お飲むだけならカウンターの方がいいのだが、食事をしたいときは俺は決まってテーブルを選ぶ。
以下略



412: ◆K6RctZ0jT.[saga]
2015/04/19(日) 11:12:06.29 ID:Uu68IzgT0
特に家族ぐるみじゃなくて、こうやって一人で来る場所の……。

「まあ、はい。……ところで彼女さんもお飲み物は前菜とご一緒でよろしいですか?」

彼女って……。これにはあずさも、ぽかんとした表情だ。
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413: ◆K6RctZ0jT.[saga]
2015/04/19(日) 11:12:41.65 ID:Uu68IzgT0
「お名前、伺ってもよろしいですか?」

あずさ「三浦あずさです」

P「竜宮小町っていうグループのメンバーなんですけど、テレビの収録は初めてなんですよ」
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414: ◆K6RctZ0jT.[saga]
2015/04/19(日) 11:13:09.79 ID:Uu68IzgT0
別に俺は酒に強いわけではない。

しかし、すぐに追加の注文、食もよく進む。

食事が終わっても追加で頼む。
以下略



415: ◆K6RctZ0jT.[saga]
2015/04/19(日) 11:13:39.34 ID:Uu68IzgT0
P「そうだな。先日、俺がオーディションの審査員は見る目がないと言ったんだ」

さっきとは一転、優しい眼差しで相槌をうって聞いてくれるあずさ。

ああ、だから俺は彼女をこの場に誘ったんだなと思った。
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416: ◆K6RctZ0jT.[saga]
2015/04/19(日) 11:14:13.06 ID:Uu68IzgT0
あずさ「彼女たちは自分たちの結果に納得してました。だから次に向けてさらに頑張ろうと思ってるんです」

P「確かに、そうなるな……」

あずさ「だから、プロデューサーさんが審査員さんを悪く言うのは、彼女たちが納得したことも否定することになってるんです」
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