過去ログ - 前川みく「みくは自分を曲げないもん!」
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7:名無しNIPPER[saga]
2015/05/01(金) 05:53:42.40 ID:Q4mOaklu0
トントン、とドアがノックされる音がする。

「に”ゃっ」

寝起きなのでセーフ、と光速で言い訳が浮かぶほどのアイドル失格ボイスである。
以下略



8:名無しNIPPER[saga]
2015/05/01(金) 05:55:59.88 ID:Q4mOaklu0
「今日はお疲れ様でした。おかげで物販の方も無事に捌き切る事ができました」

「ぷはっ! 別にいいにゃ、Pちゃんが仕事を持ってきてくれるだけでみくはとっても嬉しいの。できればライブとか販促とかそっちのほうがいいけど、これもお仕事でしょ?」

「そう言っていただけると、助かります」
以下略



9:名無しNIPPER[saga]
2015/05/01(金) 05:59:20.42 ID:Q4mOaklu0
夕暮れの街、プロデューサーとみくを乗せたワゴン車が首都高を走っていた。
346プロからの応援組だけ先に帰るように、とプロデューサーの計らいだ。
しかしあくまでみくや小梅、唯のような未成年がまずいのであり友紀だけは現場の撤収までが仕事だとみくは説明を受けた。
ちなみに姫川友紀は20歳である。
あの外見とテンションで私よりもけっこう上なんだよなぁ、と何か禁忌のような物に触れた気分になるみくであった。
以下略



10:名無しNIPPER[saga]
2015/05/01(金) 06:01:32.71 ID:Q4mOaklu0
「なんにゃ?」

「本当は事務所に着いてからお話しようと思っていたのですが、今ちょうどその事で悩んでいるようでしたので」

「ん・・・・・・?」
以下略



11:名無しNIPPER[saga]
2015/05/01(金) 06:04:37.28 ID:Q4mOaklu0
「それ、どういう意味」

怒りをぶつけられ、一瞬だけプロデューサーの視線が泳ぐ。
しかしすぐに視線をみくに戻し、ゆっくりとした口調で応答する。

以下略



12:名無しNIPPER[saga]
2015/05/01(金) 06:06:44.69 ID:Q4mOaklu0
すぅっ、と息を吸ったのは、プロデューサーだった。

「うまく、伝えられるかどうかわかりませんが」

そう前置きをして話し始める。
以下略



13:名無しNIPPER[saga]
2015/05/01(金) 06:10:36.64 ID:Q4mOaklu0
「・・・・・・こういうわけです」

口数も少なく、みくはここ一週間の出来事を余すこと無く全てプロデューサーに打ち明けた。
あんな心の根っこの話を聞かされて自分だけ何も言わないなんてさすがにアンフェア、不誠実すぎると思ったのだ。
しかしただ感情のままに衝突した一部始終を極めて理知的な大人に説明しなければならないなんてとんでもない拷問であるとみくは思い知らされる。
以下略



14:名無しNIPPER[saga]
2015/05/01(金) 06:11:32.50 ID:Q4mOaklu0


――でも、

きれいなドレスも
以下略



15:名無しNIPPER[saga]
2015/05/01(金) 06:12:53.05 ID:Q4mOaklu0
未だ熱が引かない顔を手で扇いでいると夜空にはもう星が輝いていた。
もう2つ先の信号に見える346プロは白くライトアップされ、さながらシンデレラ城だ。

「Pちゃん」

以下略



16:名無しNIPPER[saga]
2015/05/01(金) 06:15:23.87 ID:Q4mOaklu0
その場のテンションで書き上げたけど本当に色んな所に粗が目立つ作品でした。巻きすぎ。
本当はみくと喧嘩した子も書くつもりだったんだけど武内PがかわいくてついPがヒロインみたいになっちゃった仕方ないね(レ)
みくと喧嘩した子は各自の想像にお任せいたします。
お目汚し失礼しました。


17:名無しNIPPER[sage]
2015/05/01(金) 06:59:40.82 ID:j0b10vd90
みくにゃんはかわいいですよ


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