過去ログ - 扶桑「私たちに、沈めとおっしゃるのですか?」 提督「そうだ」
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名無しNIPPER
[sage]
2015/05/16(土) 16:40:09.81 ID:UOCtnLLLo
待ってたぞ
56
:
◆bBUdJHUgklsz
[saga]
2015/05/16(土) 20:18:44.46 ID:zxkgxLyK0
「……不幸、だわ」
今まで、幾度となく零した口癖を静かな海に向かって投げかける。
だが、今回の不幸は今までの不幸とは比べものにもならない。
単純に不幸と言っていいのかも分からないが、こんな事になろうとは思いもよらなかった。
以下略
57
:
◆bBUdJHUgklsz
[saga]
2015/05/16(土) 21:10:31.41 ID:zxkgxLyK0
後ろから掛けられた声に山城は振り返らずに返事をする。
「あなた、何かあるとすぐここにきて海を見てるのだもの。すぐわかったわ」
「海を見ていると……色々なことを思うんです」
以下略
58
:
◆bBUdJHUgklsz
[saga]
2015/05/16(土) 23:40:40.85 ID:zxkgxLyK0
「姉さまっ?」
耳を疑った。嘘だと言ってほしかった。
私と一緒に、逃げてほしかった。
以下略
59
:
◆bBUdJHUgklsz
[saga]
2015/05/17(日) 23:47:43.23 ID:VhdPGuZA0
その言葉が、山城の身体を突き刺した。
自分の姉が、その胸に秘めた覚悟の告白。
逃げたい一心だった自分とは違い、皆のためなら死をも厭わない強い意思。
自分の運命を、静かに受け入れることのできる、穏やかな心。
それを見せつけられ、山城は言葉が継げない。
以下略
60
:
◆bBUdJHUgklsz
[saga]
2015/05/17(日) 23:53:45.11 ID:VhdPGuZA0
短くて申し訳ないけど、今日はもう寝ないといけないので……
61
:
名無しNIPPER
[sage]
2015/05/18(月) 00:19:21.67 ID:fWTflcJ8O
乙
62
:
名無しNIPPER
[sage]
2015/05/18(月) 01:21:10.07 ID:IyRUxObUo
かなしいなぁ…
63
:
◆bBUdJHUgklsz
[saga]
2015/05/19(火) 23:55:31.09 ID:cQ+ocaca0
「クソ提督! いる!?」
一人書類の束を見ていた提督は、静穏な部屋に突然襲った怒鳴り声に一瞬だけ目を上げる。
以下略
64
:
◆bBUdJHUgklsz
[saga]
2015/05/20(水) 00:04:14.30 ID:xWW+lxwY0
「そんなことどうだっていいわ! なんなのよあの作戦は!?」
「そのままの通りだ」
「あんたねぇ!!」
以下略
65
:
◆bBUdJHUgklsz
[saga]
2015/05/20(水) 00:07:48.22 ID:xWW+lxwY0
毎回スローペースで申し訳ない
今日も、明日早いので寝ます
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