10:野良猫 ◆oiBB.BEDMs[saga]
2015/05/06(水) 10:45:02.12 ID:JvRyHgVUO
「それじゃあ、始める前に紹介しておくね」
告げてからつばさは、あんじゅの事を他の友人たちへと話した。
あまり先入観を抱かせても良くないので、歌がとても上手いことやお嬢様であること、それ以外にも普段つばさが感じた事をかいつまんで話す。
11:野良猫 ◆oiBB.BEDMs[saga]
2015/05/06(水) 10:45:56.67 ID:JvRyHgVUO
こうして、一年生3人による限定ユニットが誕生し、これから入学を考える子にとってインパクトのあるものには確かに仕上がった。
入学して半年程度でこれだけのパフォーマンスが出来るのだと知れば、"私にも"と、入学したいと思う者も多いだろう。
「うわぁ〜3人ともすごーい」
12:野良猫 ◆oiBB.BEDMs[saga]
2015/05/06(水) 10:48:17.37 ID:JvRyHgVUO
「いいえ、私が……自分自身が気づくべきだったの。だから、あんじゅがそんな顔をする必要はないわ」
苦しそうな表情を浮かべているあんじゅの横髪にそっと触れて、つばさは静かな口調で告げる。
「それでも私は伝えるべきでした。自分では見えないものも、見つけて教えて上げたかった。私と父の問題につばささんが気づいてくれたように、今度は私が助けたかった……」
13:野良猫 ◆oiBB.BEDMs[saga]
2015/05/06(水) 10:49:46.47 ID:JvRyHgVUO
「もう黙って!」
ロッカーを叩く音と共に、英玲奈の声が更衣室を震わせた。
「あなたに私の何がわかるの……常に最高のパフォーマンスの何が悪いの……見てくれる人に最高のものを届ける、自分が楽しいかなんてどうだって……」
14:野良猫 ◆oiBB.BEDMs[saga]
2015/05/06(水) 10:53:10.60 ID:JvRyHgVUO
†
「それで、一体何を考えているんだ?」
英玲奈の問いかけが滞っていた空気を一瞬で変化させた。
15:野良猫 ◆oiBB.BEDMs[saga]
2015/05/06(水) 10:54:56.16 ID:JvRyHgVUO
そう、UTXは絶対的な実力主義なのだ。
つまり、この学院で頂点に立つことが出来れば、それは今後の教育方針に対して大きな影響を与えることが出来ると言うことだ。
「でも、そんな事簡単には……」
16:野良猫 ◆oiBB.BEDMs[saga]
2015/05/06(水) 11:00:22.68 ID:JvRyHgVUO
今はここまでです。
貴重なお時間を割き、読んで頂きありがとうございます。
アライズの結成秘話的なお話しを想像しました。読み返しましたが、板だとなんか読みづらいですね。
もう少し改行増やそうかな〜と思いつつ、当然のように次回予告をば!
17:野良猫 ◆oiBB.BEDMs[saga]
2015/05/06(水) 11:07:03.04 ID:JvRyHgVUO
UTXの方針へと異を唱えるべく立ち上がった三人。
しかし、学院を動かすには相応の力が必要だった。苦悩する三人に浴びせられる非難の声がつばさ達をなお追い込む。
次回 Love A-RISE 最終話 第0回ラブライブ! 開催!!
18:野良猫 ◆oiBB.BEDMs[saga]
2015/05/06(水) 11:11:31.19 ID:JvRyHgVUO
という感じて、今回はここまでです。
ここまで読んでくださった方ありがとうございました!
個人的には反省点だらけですが、次回で直せたらと思います。
19:名無しNIPPER[sage]
2015/05/06(水) 14:06:52.68 ID:pQa0CjLeO
乙
スピンオフでコミカライズできるんじゃねってくらいのクオリティだった
20:名無しNIPPER[sage]
2015/05/06(水) 20:33:16.52 ID:1fTIrxhh0
A-RISEを掘り下げた話も良いね
続きが楽しみや
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