過去ログ - 王子「囚われの姫君に恋をした」
1- 20
2: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/05/11(月) 17:01:05.89 ID:+o0lHeNe0
王子「うーん、鍵かかってるな」

塔の前まで来たが、その扉は開かなかった。
塔の周辺をぐるぐる回ってみる。他に入り口はない。

以下略



3: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/05/11(月) 17:01:38.95 ID:+o0lHeNe0
王子「よいしょ、よいしょっと」

王子は外壁の凹凸を上手く利用して、塔をよじ上っていた。
目指すはてっぺん。そこには小窓があったのだ。

以下略



4: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/05/11(月) 17:02:25.71 ID:+o0lHeNe0
姫「…どなた?」

王子「…」ポカン

質素な部屋の片隅には、王子と同い年位の少女がいた。
以下略



5: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/05/11(月) 17:03:25.48 ID:+o0lHeNe0
姫「美味しい…グスッ、今まで生きてきた中で1番美味しい」パクパク

王子「いやぁ…ただの即席おにぎりっすよ?」

姫「ありがとう、ありがとう…3日も食べてなくて」グスグス
以下略



6: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/05/11(月) 17:04:23.96 ID:+o0lHeNe0
姫「私は呪われているのです」

姫はそう言うと、全開の小窓に向けて手を差し出す。
だがそこには見えない壁があるかのように、姫の手は途中で止まった。

以下略



7: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/05/11(月) 17:05:51.53 ID:+o0lHeNe0
初回はここまで(´・ω・`)
男主人公で書くのめっさ久々なので、女々しくならんよう気をつけます。


8:名無しNIPPER[sage]
2015/05/11(月) 17:11:14.07 ID:4TqAiPgyO
おつおつ、期待


9:名無しNIPPER[sage]
2015/05/11(月) 18:33:00.79 ID:vif3eIO+o
お、貴方か


10: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/05/12(火) 16:40:44.26 ID:tcuIPDrV0
が。

魔法使い「何じゃこりゃ。わけわからんですわ」

王子「何ィ!?」
以下略



11: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/05/12(火) 16:41:28.19 ID:tcuIPDrV0
姫「王子様は優しいのですね…素性もわからぬ私を助けようとして下さるなんて」

王子「何をおっしゃる。困っている人がいたら助けるのは当然でしょう」

王子は自信満々に答える。
以下略



12: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/05/12(火) 16:42:01.84 ID:tcuIPDrV0
姫「すみません…私、友達ってよくわからなくて」

王子「あっ、俺と会ってくれるだけでいいんです。それで色々お話できれば」

姫「会ってお話する…それが友達?」
以下略



92Res/60.72 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice