過去ログ - 艦隊これくしょん 〜艦これ〜  Bright:金剛
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231: ◆li7/Wegg1c[saga]
2015/11/05(木) 00:05:02.02 ID:g6rQ0YjM0

「いい? 駆逐艦にとって、魚雷は最大にして最後の武器よ。これだけはちゃんと撃てるようにしなさい」

「は、はい!」

以下略



232: ◆li7/Wegg1c[saga]
2015/11/05(木) 00:09:05.05 ID:g6rQ0YjM0
魚雷訓練に続いて砲撃の回避訓練を実施した後、大井は港に戻り電達と共に昼休憩を取っていた。

真夏ではないので陽射しもそこまで強くはなく、太陽光で熱せられたアスファルトも座れないほどではなかった。

だが彼女達の間に会話はなかった。それも当然である。電達はこの日初めて大井と出会ったのだ。お互いの情報はほとんど知らないし、球磨や多摩のようにとりわけ親しいわけでもない。
以下略



233: ◆li7/Wegg1c[saga]
2015/11/05(木) 00:13:22.13 ID:g6rQ0YjM0

「ちょ、ちょっと! 戯言って何よ! 電に謝んなさいよ!」

「そうよそうよ! いくら先輩だからってひどいわ!」

以下略



234: ◆li7/Wegg1c[saga]
2015/11/05(木) 00:21:13.98 ID:WeVl606f0



電たちが午後の訓練を始めた頃、祥鳳と大鯨は伊豆諸島のとある島において、水上機基地を建設するための警備要員として遠征任務を遂行していた。

以下略



235: ◆li7/Wegg1c[saga]
2015/11/05(木) 00:24:40.38 ID:g6rQ0YjM0

「大鯨、ちょっとはっちゃんの様子を見てくるわね」

「うん」

以下略



236: ◆li7/Wegg1c[saga]
2015/11/05(木) 00:28:33.67 ID:g6rQ0YjM0


祥鳳が部屋を出てブリッジに戻ろうとしたところ、お揃いの赤いスカートを履いたふたりの艦娘とすれ違った。

「お疲れ様です、千歳さん、千代田さん」
以下略



237: ◆li7/Wegg1c[saga]
2015/11/05(木) 00:30:21.29 ID:g6rQ0YjM0

「もう! 千歳お姉、迷惑かけちゃダメでしょ?」

「えへへ・・・。ごめんね」

以下略



238: ◆li7/Wegg1c[saga]
2015/11/05(木) 00:31:37.28 ID:g6rQ0YjM0

「そうよね…」

祥鳳は肩を落とし、大鯨のいるブリッジへと戻り始めた。

以下略



239: ◆li7/Wegg1c[saga]
2015/11/05(木) 00:32:50.18 ID:g6rQ0YjM0



その後、くたくたになった暁達は、球磨と多摩に迎えられた。今夜の夕食は二人が当番で、メニューは猫飯と鯖の味噌煮と大根入りの味噌汁だった。

以下略



240: ◆li7/Wegg1c[saga]
2015/11/05(木) 00:33:58.69 ID:Sa6I0Dlz0

「あの子も神通と同じにゃ。暁達に生き残ってほしいから、厳しく教えるのにゃ。

大井がちゃんと教えたから、みんな魚雷の命中率も上がったんじゃないのかにゃ?」

以下略



241: ◆li7/Wegg1c[saga]
2015/11/05(木) 00:35:51.65 ID:Sa6I0Dlz0

電達が夕飯を食べていた頃、大井は風呂から上がり自室へと戻っていた。

彼女(と北上)の部屋には、各所に教育論についての本や、訓練についての本、雑学本などが至るところに積まれていた。

以下略



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