120:名無しNIPPER[sage]
2015/06/20(土) 05:10:59.27 ID:bGKGcGnlo
乙です
ライナナもいいな
121:名無しNIPPER[sage]
2015/06/20(土) 11:33:58.63 ID:NIpjfuUQ0
ロスカラssとはいいものを見つけた、応援するぜ
ロスカラはもう7年前かぁ やりたいけどPS2もPSPももう持ってないや・・・
122:名無しNIPPER[saga]
2015/06/20(土) 15:09:45.83 ID:SeLyu7oDO
「ライさん、ですよね?」
ナナリーとは学園で保護されたすぐ後、生徒会室で自己紹介しただけの面識しかなかった。
123:名無しNIPPER[saga]
2015/06/20(土) 15:27:22.40 ID:SeLyu7oDO
でも、とナナリーは続けた。
「私が元気にしていれば、喜んでくれる人達がいます。きっと……それが私に出来る一番の恩返しなんです」
124:名無しNIPPER[saga]
2015/06/20(土) 15:53:06.21 ID:SeLyu7oDO
何故か嬉しくなった。頬が緩んだ。
心のどこかで、何かが動いた気がした。
125:名無しNIPPER[saga]
2015/06/20(土) 16:10:57.21 ID:SeLyu7oDO
初めて見た笑顔だった。
その日の昼休み、ルルーシュ・ランペルージは学園の廊下を急いでいた。妹との約束があったのだ。最近、家を空ける事の多くなってきた彼にとって、この約束は何よりも優先すべき事だった。
126:名無しNIPPER[saga]
2015/06/20(土) 16:29:36.17 ID:SeLyu7oDO
アッシュフォード学園の生徒達は善良な人間が多いが、危機感や警戒心が足りていない。ここが植民地の中でもとりわけ危険なエリア11という事を失念しているように思えた。
だから、ルルーシュが用心する必要があったのだ。
127:名無しNIPPER[saga]
2015/06/20(土) 20:52:03.20 ID:SeLyu7oDO
何よりライという男は、とても冷静で口数が少ない。ほとんどの会話を「すまない」「分かった」「ありがとう」で済まそうとする。
記憶喪失という事に対する動揺もほとんど無い。自分の現状をわりとすんなり受け入れているようだった。自分が何も無い、空っぽの存在だと理解しているから、彼は誰かに助けを求めない。同情も必要ないと言わんばかりだ。
128:名無しNIPPER[saga]
2015/06/20(土) 21:55:47.68 ID:SeLyu7oDO
(ナナリーが、あんなに早く心を開くとは……)
そしてライもまた、ナナリーへ笑顔を向けていた。銀の髪が風に揺れる。盲目の少女と記憶を失った少年。二人は確かに今、心を通わせている。周囲の風景と相まって、とても幻想的な光景だった。
129:名無しNIPPER[saga]
2015/06/20(土) 22:13:04.25 ID:SeLyu7oDO
「気を遣わなくて良い。その方がナナリーも喜ぶ」
「流石に兄妹の時間を邪魔するわけにはいかない。それくらいの分別はある。それに……」
130:名無しNIPPER[saga]
2015/06/20(土) 22:19:37.52 ID:SeLyu7oDO
今回はこの辺で。
せめてロスカラのDL版が欲しい今日この頃。
確認のためにちょっと動画などを見たんですが、主人公が思ったよりフレンドリーでしたね。初期は結構コミュ障っぽいと記憶していたんですが、所詮は数年前の記憶でした。
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