182:名無しNIPPER[saga]
2015/06/25(木) 18:30:30.12 ID:bQXV5DuDO
 渡された紙に目を通す。珍妙な単語の羅列。横には店の名前だろうものと金額が書かれていた。 
  
  
 「……買い出しですか」 
  
183:名無しNIPPER[saga]
2015/06/25(木) 23:12:45.28 ID:bQXV5DuDO
 「では、行ってきます」 
  
  
 「いってらっしゃい。放課後の生徒会までには帰ってくるのよ」 
  
184:名無しNIPPER[saga]
2015/06/25(木) 23:29:47.00 ID:bQXV5DuDO
 繁華街には何度も来た。にも関わらず、店の名前に覚えはなかった。 
  
  
 こういう事なら、ルルーシュやスザクに付き合ってもらえば良かったと、ライは途方に暮れた。お使いさえまともに出来ないとなると、今後の立場にも影響してくるだろう。手ぶらで帰るわけにはいかない。 
  
185:名無しNIPPER[saga]
2015/06/25(木) 23:45:48.85 ID:bQXV5DuDO
 「ああ、この店か。良かったな、知っているぞ」 
  
  
 美しい少女だった。スラリとした、スレンダーな体型。珍しい緑の髪を隠すように被った帽子。 
  
186:名無しNIPPER[sage]
2015/06/25(木) 23:48:01.49 ID:xOrMdfVDo
 CCきたー 
187:名無しNIPPER[saga]
2015/06/26(金) 00:03:59.73 ID:AcBC3WIDO
 「ほら、見せてみろ」 
  
  
 少女の細い指が伸びてくる。払いのけたかったが、それすらも出来なかった。いま触れられたら、きっとこの体は砕け散る。そんな恐怖が、混乱の渦を加速させた。 
  
188:名無しNIPPER[saga]
2015/06/26(金) 00:06:14.85 ID:AcBC3WIDO
 「ほら、見せてみろ」 
  
  
 少女の細い指が伸びてくる。払いのけたかったが、それすらも出来なかった。いま触れられたら、きっとこの体は砕け散る。そんな恐怖が、混乱の渦を加速させた。 
  
189:名無しNIPPER[saga]
2015/06/26(金) 00:12:01.80 ID:AcBC3WIDO
 今回はこの辺で。 
  
 最後の方、ミスがあったので修正しました。申し訳ないです。 
  
 では、ここまで読んで頂いた方、ありがとうございました。 
190:名無しNIPPER[sage]
2015/06/26(金) 00:18:59.44 ID:0apErWCoO
 乙です 
191:名無しNIPPER[sage]
2015/06/26(金) 08:52:08.67 ID:6XfxbWHzO
 このスレ見て久しぶりにロスカラプレイしたけどやっぱ面白いわ 
 このSSだとどのルートにいくのか期待 
192:名無しNIPPER[saga]
2015/06/26(金) 09:34:15.29 ID:AcBC3WIDO
 「今は動くな」 
  
  
 そう言われた。従うしかない。息は絶え絶えで、思考もはっきりしない。膝にも力が入らなかった。動けと言われても動けない状態である。 
  
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