過去ログ - 紬「カチューシャ、前髪を上げて。」
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21:けいおんSS[sage saga]
2015/07/01(水) 22:21:52.49 ID:CuC+Dd1t0





以下略



22:けいおんSS[sage saga]
2015/07/01(水) 22:22:33.00 ID:CuC+Dd1t0

踏切の警報機がかしましく鳴り始めた。
幸い反対方向の電車みたい。あわてなくても大丈夫。


以下略



23:けいおんSS[sage saga]
2015/07/01(水) 22:23:35.38 ID:CuC+Dd1t0





以下略



24:けいおんSS[sage saga]
2015/07/01(水) 22:24:29.22 ID:CuC+Dd1t0

古びて汚れた月見うどん。
器の端が欠けていて、麺はちょっと黒ずんでいる。

ごめん、なかったことにして!また今度ちゃんとプレゼント渡すから!
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25:けいおんSS[sage saga]
2015/07/01(水) 22:25:21.16 ID:CuC+Dd1t0

同時に警報機が鳴り始めた。
澪ちゃんはわたしに背を向けて大きな声で何か話している。
カンカンカンカン…と鳴り響く音に消されて、何を言っているかわたしにはわからない。

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26:けいおんSS[sage saga]
2015/07/01(水) 22:25:54.75 ID:CuC+Dd1t0



再び激しさを思い出した胸の鼓動が教えてくれたのは、
わたしにとってもう一つの”はじめて”。
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27:けいおんSS[sage saga]
2015/07/01(水) 22:27:21.17 ID:CuC+Dd1t0
−高校三年生、梅雨。−


黒板を叩く白いチョークの音に混じって、雨粒が窓ガラスを上で跳ねている。

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28:けいおんSS[sage saga]
2015/07/01(水) 22:28:11.69 ID:CuC+Dd1t0


何度も落ちた雷のせいだろう。放課後、みなは早々に校舎を後にした。
これから夜に向けて天気は崩れる一方だろうから、確かにこんな日はさっさと帰ったほうがいいかもしれない。だけど最近いつにも増してちっとも練習できてないことが、頭に引っかかっていた。

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29:けいおんSS[sage saga]
2015/07/01(水) 22:29:37.08 ID:CuC+Dd1t0

…そんないつもの調子でだらだらとお茶にお菓子におしゃべりを続け、ようやくひと段落してさてそろそろ練習を……というタイミングで、

「あら?あなたたち、まだ残ってたの?」

以下略



30:けいおんSS[sage saga]
2015/07/01(水) 22:30:14.56 ID:CuC+Dd1t0

やることのなくなったわたし達はお茶を再開した。
天候は荒れ狂い、雨風は猛威を振るっているというのに、いつだって平常運転なわたし達ってなんなのだろう。
飽きもせずにだらだらとお茶を飲み、ケーキを食べ、しゃべり続ける。

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31:けいおんSS[sage saga]
2015/07/01(水) 22:31:10.85 ID:CuC+Dd1t0

  ◆  ◆  ◆ 

「わっくわくするね〜」

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