10: ◆XtcNe7Sqt5l9[saga]
2015/07/15(水) 00:46:48.30 ID:9XTpaLhVo
盗賊「お前達と旅をして数ヶ月だけど……僧侶、お前、意外に可愛いな」
僧侶「………なっ」
11: ◆XtcNe7Sqt5l9[saga]
2015/07/15(水) 00:47:55.38 ID:9XTpaLhVo
とりあえずここまで
案外短くなりそうです
12:名無しNIPPER[sage]
2015/07/15(水) 01:28:14.96 ID:iR0p75dgo
続けたまえ
13: ◆XtcNe7Sqt5l9[saga]
2015/07/15(水) 10:00:53.12 ID:9XTpaLhVo
ある日、僧侶と盗賊は街へ買い出しへと出ていた。
その間、勇者は魔王城の手がかりをと王城へと足を運んでいた。
盗賊「なあ、僧侶」
14: ◆XtcNe7Sqt5l9[saga]
2015/07/15(水) 10:01:24.81 ID:9XTpaLhVo
僧侶「実を言えば、貴方の事を知っていたからでしょうね」
盗賊「なんだって」
15: ◆XtcNe7Sqt5l9[saga]
2015/07/15(水) 10:02:05.07 ID:9XTpaLhVo
僧侶「いえいえ。私は好きですよ、その二つ名――それに、とても格好良く思います」
どきり。
16: ◆XtcNe7Sqt5l9[saga]
2015/07/15(水) 10:02:33.86 ID:9XTpaLhVo
僧侶「でも貧民街のみんなの為に、そんな贋作以外は大体を売却してしまうんですよね」
盗賊「くっ……そう、だな。値にならないもの意外は、売っ払う……」
話を反らしたかったのに、反らさせてくれなかった。なんと、手強い女だろうか。
17: ◆XtcNe7Sqt5l9[saga]
2015/07/15(水) 10:03:12.47 ID:9XTpaLhVo
旅を続けて半年近く。新たに仲間が増えた。エルフの里を訪問した際、一人のエルフを魔物同士の抗争から救った。
それを機にエルフの里は魔王軍へ反旗を翻し、その使者として彼女――魔法使いを仲間として迎え入れる様に彼らに頼み込んだ。
魔法使い「ねえ、盗賊さん。勇者様と、僧侶さんってデキてるの?」
18: ◆XtcNe7Sqt5l9[saga]
2015/07/15(水) 10:03:45.60 ID:9XTpaLhVo
魔法使い「私はさ、勇者様に助けられて、魔王に歯向かう事を決めたからね……ちょっと、妬いちゃうなあ」
盗賊「お前、勇者のこと?」
19: ◆XtcNe7Sqt5l9[saga]
2015/07/15(水) 10:04:26.07 ID:9XTpaLhVo
その日の晩、魔王城までの進路が決まった。
その日から道中の魔物は格段に強さを増していった。
勇者は剣技は勿論のこと、魔法もめきめきと上達していった。
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