過去ログ - 提督「狙うは旗艦ただ一隻、全残存火力を集中させろ!」
1- 20
231: ◆RO/TgQj9wk[saga]
2015/09/25(金) 17:18:36.87 ID:pGkIPG3l0
崩れ落ちた膝の前に横たわる巡視兵の銃を取り上げ、背を向けた大津の後頭部に狙いを定めた。

息を止めて、引き金を絞った。

そこまで終わった時、初めて背後で五月雨が自分のことを呼んでいることに気づいた。
以下略



232: ◆RO/TgQj9wk[saga]
2015/09/25(金) 17:19:22.86 ID:pGkIPG3l0
二一○○。舞鶴鎮守府正面玄関。

偽装の修理作業をようやく終え、五月雨らは帰路についていた。

敵戦艦群の増援が来ることはなかったが、第三射までの陸地砲撃を許してしまった。
以下略



233: ◆RO/TgQj9wk[saga]
2015/09/25(金) 17:21:04.25 ID:pGkIPG3l0
九月十八日。舞鶴中央綜合病院ベッド上。

絶対安静を条件に、鎮守府に戻ることを許された。

提督「俺右利きだったのになぁ・・・」
以下略



234: ◆RO/TgQj9wk[saga]
2015/09/25(金) 17:21:45.62 ID:pGkIPG3l0
九月十九日。舞鶴中央綜合病院。午前八時。

白露「提督ー」

夕立「怪我はもう大丈夫っぽい?」
以下略



235: ◆RO/TgQj9wk[saga]
2015/09/25(金) 17:22:17.75 ID:pGkIPG3l0
提督「怪我が治ったばかりだから休暇でも無理矢理ぶんどってくるさ」

夕立「それじゃあもう皆に伝えに行ってくるっぽい!」

提督「おう、そうしてくれ」
以下略



236: ◆RO/TgQj9wk[saga]
2015/09/25(金) 17:22:46.25 ID:pGkIPG3l0
一二○○。舞鶴市綜合病院ベッド上。

正午になると、何故か間宮が病室まで荷台に乗せて料理を運んできた。

間宮「提督、起き上がれそうですか?」
以下略



237: ◆RO/TgQj9wk[saga]
2015/09/25(金) 17:23:15.87 ID:pGkIPG3l0
九月二十日。舞鶴中央綜合病院ベッド上。午後二時。

先生「よぉ」

長月「邪魔するぞ」
以下略



238: ◆RO/TgQj9wk[saga]
2015/09/25(金) 17:23:44.23 ID:pGkIPG3l0
提督「はい」

先生「お前は日本海軍規則第二編第一章、叛乱の罪に問われている。怪我が治り次第本部から警察がお前の身柄を拘束しに来るだろう」

第二編第十章第二十三条六項、命令、通報もしくは報告を偽る、又は虚偽の命令、報告もしくは報告をすること、の、前者を疑われているのである。
以下略



239: ◆RO/TgQj9wk[saga]
2015/09/25(金) 17:24:17.16 ID:pGkIPG3l0
十月十八日。横須賀鎮守府軍法会議場。午後七時。

伊東「被告人、前へ」

提督「はっ」
以下略



240: ◆RO/TgQj9wk[saga]
2015/09/25(金) 17:24:59.31 ID:pGkIPG3l0
十月十八日。午後十一時。舞鶴鎮守府に程近いプレハブ家屋。

提督は、玄関で歩哨している巡視兵に敬礼した後、鍵を開けてもらって中に入った。

歩くたびにどこかしら音が鳴るのが気になるが、そこは諦めるしかなかった。
以下略



241: ◆RO/TgQj9wk[saga]
2015/09/25(金) 17:25:27.73 ID:pGkIPG3l0
提督「お、おい、大丈夫か?」

扉を開けるや、泣きながら提督の胸に飛び込んできた五月雨を抱きとめながら提督は背中をさすってやった。

五月雨「提督を殺すのは私ですからぁッ!」
以下略



880Res/878.76 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice